赤羽くんと夕凪さん【暗殺教室】 (ページ50)

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♯47 ページ50

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「終わったよ」

「お、おかえ…り………」

赤羽くんは試着室から出てきた私を見て、ビシッと固まった。なんで。

「お客様、とても良くお似合いですよ」

「そう？」

「はい。お客様は色素が薄いですので、ブルーベースのものが相性がいいんです」

なんだか難しいな。
私が試着したのは、水色のロングワンピース。袖は少し絞った感じになっているけど、首元はゆったりしている。

「赤羽くん、変？」

「そんなわけないじゃん世界一可愛いよ」

「…………」

さっきまで固まっていた赤羽くんは、ふと目を戻すといつもの赤羽くんに戻っていた。

「じゃ、これにしよっか」

「私さっきのでいい…」

「お会計お願いしま〜す」

赤羽くんはさっきの店員さんに話しかけに行った。
申し訳ないので自分で払おうと思っても、赤羽くんに押し切られて奢られてしまった。

「このまま着てってもいいですか？」

「大丈夫ですよ。あの子、彼女さんですか？」

「これからそうなる予定でーす」

「あら」