到着ベース！ ページ41
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No side
「さて、残り半日。次の検査項目はっと……」
順調に進んでいた検査。このままいけば、24時間未満で検査を終えられる。みんな帰る。そして自分は推しイベを走れる。
そんな順風満帆真っ只中だった時、施設内が赤く照らされ、ブザーが鳴る。
「ん？」
『所長代理』
「はい、こちらイデア･シュラウド。どうしたの？」
『当施設が、何者かに攻撃を受けています』
「は？どういうこと？インビシブル･シールドは？」
「シールドは正常に動作してるよ。外敵からの視認は不可能なはず……」
オペレーターからの知らせにイデアは困惑。しかしオルトから受けたシールドの正常作動については、少し胸を撫で下ろす。
『現在カローン･ヘプタ班が出撃準備完了。先行して偵察ドローンが海上に出ております』
「了解。全ドローンの外部モニタリングシステムに接続。映像をモニターに出力します」
施設外にいるドローンの映像をオルトは映し出す。……そこにいたのは＿＿
『ボンジュール！嘆きの島の皆さん。私は美を求め、美を助く……ひとよんで『
貴殿らが連れ去った我が盟友、ヴィル･シェーンハイトの危急存亡のときゆえ、今ここに馳せ参じた！』
「どえええええええ！！ル、ル、ルーク氏！！？な、なんでここに！？っていうかどうやってここに！？」
そこにいたのは、学園で馴染みのある変人……ではなく、何かと自分につっかかってくるルークであった。
『ヘプタ班、戦闘配置に到着。襲撃者、排除します』
「タイム、タイム！排除したいけど排除しちゃダメ！とりあえず、確保！」
何故ルークに
イデアは外にいるカローンに、捕縛命令を下した。
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作者名：紅葉 | 作成日時：2023年2月26日 11時
