愛され方を忘れた少女第九幕【ツイステ】 (ページ2)

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『天の闘い』についてページ2

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《天の闘い》

16年前にツイステッドワンダーランドを揺るがせた、悪魔と2人の人間の闘い。

緑豊かな土地が荒れ地へと変化するほどの凄まじい闘いだった。

その闘いを見た者たちは大勢いたが、2人の人間にその記憶を消され、誰も覚えていないため歴史書にも残されていない。

『天の闘い』に敗れた悪魔の魂は天に帰り、2人の人間はどこかへ姿を消した。

《天の闘いが綴られた本》

たった1人だけその闘いの記憶を消されなかった者がいた。その者はこの闘いを『天の闘い』と名付けた人物であり、『天の闘い』の様子を本にまとめた。

名前は分からないが、イニシャルはS.Aと本に書かれている。

S.Aが書いた本。『天の闘い』について細かく書かれており、2人の人間の写真や、2人の所持していた魔法石についても書かれていた。

《天の闘いの勝者》

この闘いに勝ったのは若い男女2人であった。

男の名をリーベ。灰色の短髪に黒い瞳を持つ。この世に2つしかない魔法石の1つを所持。ピラミッド型の形をしていたらしく、その魔法石はどこにあるか分からない。

女の名をアモレ。金髪のミディアムに青緑色の瞳を持つ。リーベと同じくこの世に2つしかない魔法石の1つを所持。現在その魔法石はユウが所持している。

『天の闘い』を目撃した者の記憶を消し、姿を消した。その目的は明らかになっていない。

《リーベとアモレとユウ》

アモレの魔法石が鍵の形でユウの前に現れ、それはユウが魔法が使用可能となるきっかけになった。更にはユウが苦しめられた魔力の籠った鎖が2人の魔法と同じと判明。

そして写真を見る限り、どことなく2人の特徴がユウに似ていることから、ユウが2人の子供かもしれないという説が立っている。