空が晴れたら 2

Sky 47 ページ4

Youside









職員室前にしっかりと待ってた私と亜嵐くんを見て、すげ〜ほんとに来てくれた！なんて1人で嬉しそうな岩田先生






着いてきて！という岩田先生につられて歩いていけば最近ではあまり使われなくなった空き教室だった








剛典｢ここ使っていいって言われたんだけど、殺風景だなぁ〜｣








あ！プリント忘れた〜！取ってくるから帰らないでね！なんて言って慌てて職員室に戻っていった







亜嵐｢俺なんで呼ばれたんだろ…｣






『上の空だったんだって』







亜嵐｢うわ〜、マジか…｣









『もしかして…』







亜嵐｢ん？｣







これ違ったらめっちゃ恥ずかしいけど…









『わ、私の事、考えてくれてたり…とか？』








そう言って私より少し座高が高い亜嵐くんを見上げれば







亜嵐｢なに、それ、ずるい｣








そう言われてキスの嵐が降ってきた








先生はそれから5分後くらいに戻ってきてプリント捨てられそうになってたわなんて言って笑ってた









数学、大っ嫌い、だけど隣で亜嵐くんも頑張ってるからってそれだけで私も頑張ろうって思えた

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