twilight alone (ページ48)

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A「謙ちゃん、お給料ないの？」

安井「は、ないよ」

えー…

長妻「えー、めっちゃ働いたのに～！」

安井「じゃあ今までのツケを払え」

…そりゃ無理な話だ

好きなだけ飲み食いしたし

北斗「じゃ、ちゃちゃっと食え」

A「わーい！今日頑張ったからご飯が美味しい！」

今日は…オムライス～！

ぬふふ、北斗のオムライスほんとに美味しい！

七五三掛「なぁ、死ぬ」

安井「はいはい、インドアの割に頑張った」

シメが接客とか、ほんとに。笑

私ももう疲れたわ…

でも、このあとまだあるからなー

安井「よし、じゃあ看板取ってくるからな」

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チリンチリン

本日のお客さんは…

宮近「こんばんは！」

…元気なお兄さん

年は…顕嵐と同じくらい？

北斗よりは年下だと思うけど…

安井「こんばんは、名前と年齢と…今回の依頼内容を教えてね」

宮近「宮近海斗、19です！今回…ちょっと潰してほしいものがありまして」

19！顕嵐と同い年！

けど、背は長妻より低い！

…まぁ、長妻が大きいだけだけど

安井「具体的に、潰してほしいものとは？」

宮近「…新京零(しんきょうれい)って言う宗教団体です」

おお、宗教団体か

初めてだな

北斗「どうして？」

宮近「両親が妹が死んでからずっとそこに入り浸って…最近ではお金を持っていけば妹が生き返るなんていいだして…」

んな馬鹿な

誰がそんなの信じるん…まぁ、気が滅入っていたら信じたくなるか…

安井「なるほどね、で、潰してほしい？親の洗脳を解くのが先？」

宮近「…親が先です、それでプラスして他の人を助けられたらと思って」

七五三掛「…新京零…かなりヤバイ感じだね」

シメはもう調べ終わったっぽいな

安井「これは長くなりそう…宮近君、携帯の番号を教えてくれる？決着がつきそうになり次第連絡するよ」

宮近「はい！」

そう、宮近君が携帯を取り出して連絡を、交換した時

グルルルルギュルル

宮近「…すみません」

宮近君お腹が鳴った←