twilight alone (ページ43)

今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:213,207 hit

・過去ページ43

・

七五三掛side

弟「お兄ちゃん…どこ行くの？」

七五三掛「どこか…」

熱い風が吹いて

汗が止まらない

こんな夜中に子ども2人でいて…大丈夫なのかな

警官「君たち、迷子かな？」

七五三掛「…助けてください」

俺は道すがらの警官に全てを話した

すると、とりあえず警察署に連れていってくれた

よかった優しい人だった

弟「…お母さんに会いたい…」

七五三掛「お願いしてみよっか」

そのあと、いろいろ聞かれた時にお母さんのことも聞いておいた

すると、明日病院に連れていってもらえるらしい

俺は久々にぐっすり眠れた

・

警官「ここだよ」

そういって連れてこられたのは…

七五三掛「せいしん病院？」

せいしん？精神？

なんで、お母さんがこんなところに？

ガラッ

七五三掛「…おかあ…さん？」

弟「お母さん！！」

俺は病室のお母さんを見て唖然とした

母「……」

俺たちの呼びかけには一切反応しない

お母さんは両手足をベットに繋がれていた

医者「おや、七五三掛さんところの…」

お医者さんが病室に入ってきた

七五三掛「あの！お母さんはなんであんな！？」

お医者さんの言葉は全て衝撃的だった

幼い弟はまだ理解しきれていないようだった

俺も全部を理解したわけじゃなかったけど

なんとなく、なんとなくわかったんだ

警官「龍也君、達也君(弟)くん…今すぐお家に帰ろう」

なぜか警官がそう言ってきた

なぜかはいいに帰ってすぐわかった