第827話 ページ46
ブ「それじゃあ三日間はサバイバルですね、ヨホホホ！ 恐い！」
コーティングのための器具を背負ったレイリーが、各々がビブルカードを握っているのを確認する。
レ「三日後の夕刻と決めようか。私はその時何番ＧＲにいるか分からんが、ビブルカードの導く先でコーティングを済ませ君達を待っている。魚人島への海中航海に備え、必要な物を買っておくといいだろう」
ケ「ルフィちん達本っ当ありがとね！！」
パ「ホントだよオイ〜〜〜！！」
ハ「おれの為に大変な事になっちまってゴメンな〜〜〜！！ お前らには感謝しきりだ。魚人島へはおれ達が案内するから安心しろ。三日間海軍に気ィつけろ！！」
シャ「三日後に会いましょう。見送りに行くわね。それとキャスター、また機会があったらAとその他の子達含めて話ましょ？」
術「はは、機会があればな」
ケイミー達との挨拶を済ませ、麦わらの一味はシャッキーの店を後にしたのだった。
遠くから時折爆発音などが聞こえてくるので、他の海賊はまだ応戦中なのだろう。さて、こんな中どこに身を潜めようかと話ながら歩みを進める仲間たち。
ルフィが遊園地に行きたいなどと言いだすので(ブルックとチョッパーまで賛成している)その能天気さにウソップが蒼褪めた。
「おい、周囲を警戒しろよ。しっかりちゃんと見るんだ」
狂「ビビりすぎだ、逆に怪しまれるぞ」
ウ「お前は強いからそんなこと言えるんだろ〜？」
次の瞬間ズシンと地が響き、Aは思わずよろける。
何事かと見上げた先にあった顔が、スリラーバークで出逢ったものと気づきAは絶句した。
ル「誰だっお前！！」
大男……くまの存在を知らないルフィは立ち尽くしたままだ。一度彼の攻撃をもろに喰らっている仲間たちは戦闘態勢に入る。
手袋をすっと脱ぎ始めるくまを見てサンジが叫んだ。
サ「さがれ！ルフィ！！そいつは七武海の一人だ！！！」
ル「七武海！？何で……みんな揃って知ってんだ！？」
ゾ「その攻撃絶対受けるな！！衝撃波だ！！」
晒されたくまの手が光を集め、一瞬にして放出される。
衝撃波とは違い一点を貫くような光の矛がルフィの足元に発射された。咄嗟に跳んで直撃を避けるも、ひと一人簡単に呑み込むような爆発が起こり、ルフィは吹き飛ばされてしまう。
衝撃波じゃない⁉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：覇月 | 作成日時：2020年8月16日 8時
