正直になる炎 / izw ページ44
(2021年4月)
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fkr side
「飲み会？」
「そー。いつもの人達で」
昼休憩をとろうとパソコンを閉じたとき、伊沢が話しかけてきた。どうやら来週飲み会に行くらしい。俺は彼女が作ってくれたおにぎりを取り出しながら応じる。
「仲良いのはいいけどハメ外しすぎないでよ」
「わかってますって」
本人は''クイズプレーヤー''と名乗っているようだが知らない人からすれば伊沢はまだまだ''東大卒のタレント''だと思われていそうで、QuizKnockの中でも所謂''ファン''が多い人間だ。つまりQuizKnockの看板を背負っているわけで。
「スキャンダルとか笑えないからやめてよね」
「うっす。福良さん彼女さんお手製ですか。いいっすねー」
「伊沢だって頼めば作ってもらえるでしょ」
「いやいや...」
「いやいやじゃなくて。Aちゃんなら頼めば作ってくれるんじゃないの？」
普段から伊沢の言うことに文句言わず聞くんだし、逆に喜んで受けそうなのに。
「福良さんとこは同棲してるから頼みやすいんすよ」
「ならすれば？同棲」
「そういうことじゃないんですよねー」
「だってもうすぐ2年になるでしょ？」
「まだまだですけどね」
「でも伊沢は誰かと一緒に住むの向いてないって言ってたし、ないか」
「...まだ、ないですね」
「そう」
伊沢は薄く笑って さあ俺も仕事するぞー！とプロテインを飲み干して伸びをしながら両手を高くあげた。
「そういえば」
「なんすか。俺今めちゃくちゃ仕事しようとしてたのに」
「それはごめん。飲み会とかAちゃん何も言わないの？」
「A？なんで？」
「サシではないとはいえ彼氏が女の人と飲みに行くの嫌って思う人もいるじゃん」
「女の人ってフワちゃんっすよ？」
不思議そうに首を傾げた。
「仲良くたってフワちゃんは女の人でしょ」
「そういう関係じゃないんで。てかAいるし俺」
「...そう。俺の彼女はあんまりよく思わないからどうかなって思っただけ。忘れてよ」
「福良さんとこはラブラブだからなー。Aはなんも言わないですよ」
「否定はしないけど」
「うわー」
伊沢は笑いながら 結構なこった、とパソコンを開いてイヤホンを取りだした。
他人事みたいな顔してるけど、伊沢とAちゃんだってかなりラブラブだと思うけど。
なんて言えず俺はおにぎりの包みを開いて一口食べた。
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花鳥腐月(プロフ) - コメ失礼します🙇♀一作目から少し拝見したのですが、夢主ちゃんがkwmrさんを呼ぶとき名前＋さん呼びなの解釈一致すぎて震えました！！！！！陰ながら応援しております！頑張ってください💪 (2021年10月26日 18時) (
レス) @page13 id: ca02359df5 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 山田嫁枠急募さん» 返信遅くなり申し訳ございません。説明欄にも記載している通り私の作品の夢主は全員固定の女の子です。そのため今のところtmrさんのお話を書く予定もありません。申し訳ございません。 (2021年8月18日 23時) (レス) id: cac5d3b9a3 (このIDを非表示/違反報告)
山田嫁枠急募 - はじめまして。いつも楽しませていただいてます。リクエストなんですがtmrさんお願いしたいです。できたらよろしくお願いします。 (2021年8月8日 1時) (レス) id: 824bd81ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月12日 16時
