ユーフォリア / ymmt ページ21
(2019年12月)
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Aちゃんと恋人関係になって一ヶ月弱。
僕がイベントの準備などで忙しくてクリスマスを一緒に過ごせない代わりに、数日前だけど少し早めのクリスマスデートをすることになった。
Aちゃんが行きたがっていた美術館やショッピングモールを巡って、気づけば時刻は18時を回っていた。
ご飯にしようかと二人でくぐったのは居酒屋の暖簾。
レストランとかにしなくていいの、と事前に聞いたものの彼女はレストランより居酒屋のほうが好きらしい。
レストランじゃ周りを気にして思いっきり飲めないから、という酒豪の彼女らしい理由だった。
「祥彰くん、これおいしそうじゃない？」
「そうだね、頼もうか」
「あ、これもおいしそう」
「頼む？」
「うん！」
「おっけー。すみませーん」
一通り注文をしてメニューを端に寄せると、向かい側でニコニコと笑うAちゃん。どうしたの、という視線を向けると表情はそのままに口を開く。
「なんかスマートだなーって」
「まあAちゃんよりは来てるだろうし」
「私も居酒屋好きだよ？」
「だろうね」
モデル並みに整った容姿をしているAちゃんは、親しくなればなるほどギャップがあるということに気付かされた。
お酒にめちゃくちゃ強いというのもその一つだろう。何回か彼女もいる飲み会に参加したことがあるけれど酔っているところを見たことがないし恐らく今日も見られないだろう。
僕もそこそこ強いと思っていたんだけど、彼女も僕に並ぶくらいには飲めるらしい。
あとは ──────
「ん！この鍋美味しい」
彼女が目を輝かせて見つめる先は真っ赤に染まったキムチ鍋。しかも辛さはかなりのレベル。
僕は辛いものが好きだし全然平気なんだけど、Aちゃんもそうだとは思わなかった。見た目で判断したらあまり良くないけれど、辛いもの苦手そうな見た目してるし...。
「祥彰くん？食べないの？」
「あ、食べる」
結構辛めのやつ注文したと思うんだけど...普通の鍋を食べるかのように具材を口へ運んでいく。
僕も豆腐を口に入れる。
うん、普通においしい。
「ん、おいしい」
食べるもの全てにキラキラとした視線を向けるAちゃん。
たぶん一般的に見たら''あざとい''と言われる部類に入ってしまうのだろう。例え無意識だとしても。
でも僕はそんなのどうだっていい。
あざとかろうがAちゃんが好きなんだから。
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花鳥腐月(プロフ) - コメ失礼します🙇♀一作目から少し拝見したのですが、夢主ちゃんがkwmrさんを呼ぶとき名前＋さん呼びなの解釈一致すぎて震えました！！！！！陰ながら応援しております！頑張ってください💪 (2021年10月26日 18時) (
レス) @page13 id: ca02359df5 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 山田嫁枠急募さん» 返信遅くなり申し訳ございません。説明欄にも記載している通り私の作品の夢主は全員固定の女の子です。そのため今のところtmrさんのお話を書く予定もありません。申し訳ございません。 (2021年8月18日 23時) (レス) id: cac5d3b9a3 (このIDを非表示/違反報告)
山田嫁枠急募 - はじめまして。いつも楽しませていただいてます。リクエストなんですがtmrさんお願いしたいです。できたらよろしくお願いします。 (2021年8月8日 1時) (レス) id: 824bd81ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月12日 16時
