無能女中と直哉くん。【呪術廻戦】

洗濯 ページ4

Aside


荷解き終わって、着物って洗濯していいのかさっきググッたら大丈夫らしい。どうやって洗えばいいかは分からなかったから、女中さんに聞いてみた。



『あの、着物ってどう洗うんですか…？』

女中「貴方は直哉様の新しい専属女中…あっ、着物ですね。こちらです。」



案内された先は色々洗う道具と思わしき物がいっぱいあった。

そんな呑気な事を考えていたら女中さんが居なくなってた…。え？

私なんにも出来ないんですけど！？



ええい！！ここで諦めては女が廃る。取り敢えずやってみよう！！


洗剤…？は取り敢えずキャップ5杯分でいっか。柔軟剤…入れなくてもいっか！洗う時は…この洗濯板を使えばいいっしょ！


そうして出来上がった物は…なんだか色がついてるボロ雑巾だった。


あれ？私、(推定)50万の着物を洗ってた筈なんだけど、いつの間に色のついたボロ雑巾洗ってたんだろ？

うん。このボロ雑巾が着物だね…




『あああああああああああああ！！！！！』

女中「何があったんですか！？」

『着物が、ボロ雑巾に…』

女中「あああああああああああああ！！！！！」



女中さんも叫んでめっちゃカオス。私のせいだけど。



直哉「騒がしなぁ、何があったんや…ってなんやその雑巾。汚。」

『あの、これ、直哉様の着物…。』

直哉「え、ははははははははは！！！なんにも出来ないって冗談やと思っとったんやけど、ホントやったん！？逆に関心してまうな。ほんま面白いわ。」



おい、そこの禪院直哉。目が笑ってねぇぞ。



直哉「ま、ええわ。今気分いいねん。捨てとき。」

『うっす。…あ、間違えた。了解致しました。』

直哉「それとさっき直毘人パパが探しとったから行ってきた方がええよ。」



ナオビト…？


あっ、やべ。当主様に挨拶するの忘れてた。







お願い、殺 さないで当主様！

Aを今殺 したら、禪院家への借金返済はどうなっちゃうの？

チャンスはまだ残ってる。運が良ければ、生き残れるわ！


次回「A死 す！？」デュエルスタンバイ！

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