40 _MH.side ページ40
JS「Repeat after me.
お言葉に甘えて、ありがたくいただきます。」
見かねたジスヒョンが、
いつものトーンよりいくらか低い少々威圧的な声音でAにそう言った。
「ぐっ……お、お言葉に甘えて、ありがたく、いただきます。」
抵抗しきれずそう言ってプレゼントをAが受け取る。
SG「開けてみてーっ！」
スングァンがうきうきした様子でそう促した。
「…？
……あ、ひまわり……」
中から出てきたのは、小さなひまわりがついた、樹脂製のピアス風のイヤリングだった。
SG「へへっ、やっぱりAはひまわりが似合うと思ったからさ。」
そのイヤリングを大事そうに胸でぎゅうっと抱きしめ、
「……ありがとうございます、スングァンさん。
覚えててくださったなんて。」
と、また泣きそうなのを堪えているようにそう言った。
……何この可愛い生き物。
スングァンの顔もわかりやすくぽっと赤く染まる。
今すぐぎゅーってしにいきたい。
ほっぺをさわって、なみだをぬぐってあげたい。
くそ、そんな顔をしてもらえるなら、僕もなにか用意しておくべきだった。
VN「俺のも、早くあけて」
ずっとひまわりのイヤリングを見つめるAにハンソルが急かす。
「あっ、はい！」
丁寧に梱包された包みをはがすとでてきた、おしゃれな細渕の丸メガネ。
「わぁ、可愛い…！」
目に涙を溜めていたAの顔がぱぁあっと晴れる。
VN「掛けてみて！」
そうハンソルに促され、そろそろとAがメガネをかける。
……可愛い。
VN「うん、絶対似合うと思ってた。」
と、満足気にハンソルが頷く。
MH「…すごく似合ってるよ。」
ついこぼれた一言を、目ざとく拾ったワンコがいた。
MG「めずらし、ミョンホが褒めた」
きょとんと悪意のなさそうな顔でそう言ってくるものだから、調子がくるう。
MH「…俺だって、綺麗なものは綺麗だってちゃんと言うよ」
MG「俺のファッションにはいっぱい言うくせにー！」
MH「それはお前のセンスが悪いから」
MG「ひどーい！」
JS「…ふーん？」
げっ、ジスヒョン。
何かと見つかるとめんどくさいから、口をつぐむ。
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ぎゅふん(プロフ) - haruさん» そうなんですね！ありがとうございます！続編も更新楽しみにしてます！ (2020年4月29日 20時) (
レス) id: a361e02bb8 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - なんか知らんうちにいっぱいありがたい感想がいただけててとっても嬉しい限りです！あと、ぎゅふんさん、設定を明記しておらず申し訳ありません！2016年ころの設定でお話を進めています！ご指摘ありがとうございます(o^^o) (2020年4月29日 16時) (レス) id: e5c57e4bf0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - お父さんの名前弟と全く一緒なんだけどwww (2020年4月29日 13時) (レス) id: 66717ee743 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅふん(プロフ) - ごめんなさい、質問です、00lineは今高1なのですか？日本だと19か20ですよね？年齢の基準が分からず…教えてもらえませんか？あ、読んでてとても面白かったです、更新待ってます！ (2020年4月21日 6時) (レス) id: a361e02bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - 低身長なのが良きです！！凄く面白いし楽しみです！！これからも更新頑張ってください！待ってます！ (2020年4月21日 1時) (レス) id: 7e4806e875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォヌさんとウフフアハハ | 作成日時：2020年4月19日 10時
