45 ページ46
Aが逃げ出すのは大体関ちゃんがいる時。
流石に兄貴に見られんのは嫌なのか？
まぁ目の前でもしちゃうけどねー。
「Aー、そろそろ出てこいよー」
しーん。
「そう言えば昨日古屋ちゃんがオバケ見たって言ってたかもなぁ」
近くの教室からAが顔を出した。
『…ほんとに？』
「うっそー。ほら、来いよ」
手を差し出せば素直に手を取ったA。
「ねぇなんでそんなに怖がりなのに逃げるの？」
『…されてばっかりじゃ負けてる気がして、ムカつくから』
素直に手を取った割にはふて腐れた顔。
「はは、なんだそれ。笑」
ぐいっと服を掴まれたかと思うと背伸びしたAが俺にキスをした。
「なっ、」
『…こういう意味、』
「えー！ちょっと待って、何で？！」
『何でって、ずっとやられっぱなしでなんかモヤモヤしてて…』
「何この子…。
やられっぱなしって何、俺達喧嘩してる？
ちょっと前まで恥ずかしがってたのはお芝居ですかー？」
『あれは、ほんとに…』
「恥ずかしいと負けた感じがした？」
Aが頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 646人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結城(プロフ) - ひめさん» 初めまして、コメントありがとうございます！とっても嬉しいです(^^)これからも楽しんでもらえるよう頑張ります(^^) (2019年11月7日 2時) (
レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - 初めまして。ほんとにこの作品の村山好きすぎてやばいです！ずっと応援してますので、無理のないよう頑張って下さい(^^) (2019年11月6日 21時) (レス) id: 80a79cab02 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 千さん» こちらこそです。すごく嬉しかったです！ (2019年10月30日 0時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - わざわざコメント頂きありがとうございます。楽しみに待ってます。結城さんこれかも頑張って下さい。応援しています。ワクワクしながら待ってますね (2019年10月29日 16時) (レス) id: f66918ad6e (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 千さん» コメントありがとうございます。少しでも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2019年10月29日 15時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：結城 | 作成日時：2019年10月26日 23時
