伊吹藍 ページ49
少し驚いた伊吹。でもすぐいつもの様に話し出す。
伊「…おーぅそれは反則だわ。
ちゅー以上しちゃうやつだわ」
「何言ってんの、それはダメ。ここ職場でしょ」
伊「お？てことはちゅーは良いんだ？」
「誘導尋問！」
伊「尋問してねーし。笑
動揺し過ぎよ？あぁもうお前可愛いな〜っ」
「待って、その…、私の話聞いてた？」
伊「うん、聞いてた」
「なら…、っん…っ、」
初めての伊吹とのキス。
離れた唇が嬉しそうに弧を描く。
伊「すっげぇ嬉しい」
「……うん、」
伊「A、」
私の名前を呼ぶ伊吹の顔は今まで見たことないくらい優しくて、
伊「…好きです、俺の彼女になってくんない？」
「なってあげても良いよ？」
伊「はっ、生意気〜っ」
満面の笑みでまた伊吹の唇が私のそれに重なろうと瞬間、
？「まぁ、そんな気はしてたが…」
？「おうおう、朝からお熱いこって！笑」
？「伊吹さん、ここ職場ですよ」
？「ふーん、Aを捕まえたのは伊吹だったのね」
伊「あれあれ〜？皆来てんじゃん！」
「あぁ…もう、最悪…」
伊「最高じゃん？言う手間省けて良くない？」
ため息を吐くように話す志摩さんと
ニヤニヤが止まらない陣馬さん。
そして呆れ顔でこちらを見る九ちゃんと
嬉しいそうに腕を組んだ桔梗隊長。
見られてた。え、いつから？？？
ショックで動けない私の肩を抱いて伊吹が宣言する。
伊「志摩ちゃん、九ちゃん？
こういうことだからよろしくね」
志「…公私混同すんじゃねぇぞ」
伊「ん？何？ヤキモチ？」
九「…伊吹さんの顔にイライラします」
志「同感」
「ぷっ、…笑」
伊「こらこら、Aまで笑っちゃダメでしょ」
志「Aのこと泣かせたら…」
伊「わかってるって！」
九「他の女性を追いかけでもしたら…」
伊「んー、それは分かんないなぁ♡」
「は？」
伊「嘘です、ゴメンなさい」
桔「早速Aの尻に敷かれちゃってるじゃない。笑」
陣「まぁ、良かったんじゃねぇのか？A。
なぁ？」
「ふふっ、はい。ありがとうございます」
陣馬さんの一言に笑顔で答える。
伊「うわ！今の笑顔きゅるきゅる〜♡
あー、仕事頑張れる！」
志「…お前、ほんとにコレでいいの？」
「コレが良いみたいです笑」
伊「俺が後悔させるわけないじゃん？」
な？と皆の前で伊吹が私にキスをした。
桔「はい、減給」
伊「隊長、それは無しでしょ！」
志「自業自得だ、バーカ」
fin
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結城(プロフ) - nartosasuke1010さん» コメントありがとうございます！コメントで感想頂けると本当嬉しいです(^^)続編の予定はありませんでしたが、楽しんでもらえるならちょっとお話考えてみようと思います(^^) (2021年4月3日 21時) (
レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
nartosasuke1010(プロフ) - 面白かったです！続編と志摩落ち見たいです！ (2021年4月3日 12時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - ちひろさん» コメントありがとうございます！わっ、本当ですね！言われるまで気づきませんでした笑 どんなことでも嬉しいです(^^) (2020年11月24日 19時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 突然すみません…笑 KYボーイが完全にKY（ここのえ、よひと）かと思いました笑笑 すっごいくだらないことですみません笑笑 (2020年11月18日 0時) (レス) id: ce22831506 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 飴さん» はじめまして、コメントありがとうございます！修正させてもらいます(^^) (2020年10月4日 8時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城 | 作成日時：2020年9月15日 16時
