男同士の恋バナ 伊吹side ページ35
Aは可愛い。
好きになったって自覚してAに伝えてからは、
前にも増してきゅるきゅるで。
ツンデレな所もイイと思う。ツンが多めだけど。
でもやばいのはAを狙うライバル。
まさか九ちゃんがAを好きになるとは思ってなかった。
たぶん本人も最近気付いたんだろうなー。
だって九ちゃんだぜ？
あのKY(空気読めない、読まない)ボーイが好きって自覚してたらアピールが半端ないと思う。
こっちとしてはそりゃあ負ける気はしないけど余裕ぶってはいられない。
もしかしたらAが年下好きかもしれないし、
爽やかイケメンが好みかもしれないし…
そしてそれを超えてヤバいのは…志摩ちゃん。
好きなのは、まぁ薄々勘付いてたけどさぁ、
まさかまさかで告白済み。
しかもあんなタイミングってズルすぎる！
元々慕ってる先輩がピンチな時に助けにきてそこで告られて、落ちない女子いる？！？！
いや！Aならきっと落ちない、でいてほしい。
志摩ちゃんも九ちゃんも好きだけどやっぱりAは俺の彼女になって欲しい。
あの手も目も鼻も口もぜーんぶ俺のものにしたい。
あの日だって、本当は……。
志摩のことを考えて譲ったけど本当は俺が助けたかった。
目覚めたAが最初に見るのは俺であって欲しかった。
でもそんなのは俺のエゴだと思うから。
志摩「何難しい顔してんだよ」
伊吹「…なーいしょ」
志摩「で？行くのか？」
伊吹「結局自分も行く気じゃーん。笑」
志摩「伊吹が言わなきゃ俺は行く気は無かった。
行くなら明日の仕事終わりに九重も誘って行くこと」
伊吹「ふふ…合点承知の助〜♪」
いつの間にか通常運転の志摩ときちんと仕事を済ませた後、九ちゃんに伝えてそれぞれシャワー浴びる。
一応お見舞いのお菓子とかも買って準備OK。
好きになった子の家なんて久々過ぎでど緊張だけど、
そんなんバレたらダセェから必死に隠す。
志摩「ニヤニヤし過ぎてキモいぞ」
伊吹「この後どんなことが起きるのか、どんなカッコのAに会えるのか考えたらニヤニヤするでしょ！
ねぇ、九ちゃん」
九重「自分は、大丈夫です」
志摩「何がだよ。笑」
何故かAの家を知ってる志摩がAのマンションのインターホンを押す。
「はい。…志摩さん、と…え？」
志摩「見舞いに来た。もし良ければ開けてくれ」
マンションの入り口が解除されて俺達はそのまま中に入った。
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結城(プロフ) - nartosasuke1010さん» コメントありがとうございます！コメントで感想頂けると本当嬉しいです(^^)続編の予定はありませんでしたが、楽しんでもらえるならちょっとお話考えてみようと思います(^^) (2021年4月3日 21時) (
レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
nartosasuke1010(プロフ) - 面白かったです！続編と志摩落ち見たいです！ (2021年4月3日 12時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - ちひろさん» コメントありがとうございます！わっ、本当ですね！言われるまで気づきませんでした笑 どんなことでも嬉しいです(^^) (2020年11月24日 19時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - 突然すみません…笑 KYボーイが完全にKY（ここのえ、よひと）かと思いました笑笑 すっごいくだらないことですみません笑笑 (2020年11月18日 0時) (レス) id: ce22831506 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 飴さん» はじめまして、コメントありがとうございます！修正させてもらいます(^^) (2020年10月4日 8時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城 | 作成日時：2020年9月15日 16時
