【文スト】切り裂き魔〜悪夢の赤目〜【デュラララ】

犠牲者 : 34 ページ36

ふぅ…

やっと次の日

探偵社行きずらいなぁ…


つか、何のための休みだったんだよ。

そういえば久しぶりじゃないけど久しぶりに敦君達に会うなぁ…

あー…入るときのとこ、いつも一緒だし…飛ばす！

___

「それで、昨日のは何だったのかな？」

太宰さんが怖く見える。実際に怒ってはないけど、“何かやっちゃった”身だからかな。


昨日は迷惑かけたしなぁ…云っておこうか。

「信じてくれないとは思いますが、声が聞こえたのです。」

「声？あの愛してるって声？」

「はい。それが体に毒のように廻っていって…うーん、なんと云えばいいのでしょうか。乗っとられるみたいな感じ…ですかね。声が全身に廻るころには、意識が遠のいていって…」

「なるほどね。君が私に切りかかって来た時のことは覚えてる？」

はい。全部知ってます。なんて云えねぇぇぇええ！！

「すみません。覚えてません。何があったんですか？」

「そっか…覚えてないか…実はね、君…昨日さ…」

そう云って昨日の出来事の一部始終を教えてくれた。

知ってたんだけどね。

「それで、愛してるの意味が分からないのだよ。」

「それを私に云われましても…」

「だよねぇ…」

あれ？いつの間にか他の人達も来てる

「愛しているから切るの意味も分からんしな…」

「目が赤い理由もですね…」

「え？なんで？」

あ、このケロッとした軽い感じの声は…

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