【文スト】切り裂き魔〜悪夢の赤目〜【デュラララ】

犠牲者 : 20 ページ22

恐らく頭がついていけないであろう太宰さん

だろうな

「まあ、とりあえず上がってください。」

「う、うん」

太宰さんにお茶を出す

「で、ご用件は？」

「一寸Aちゃんに報告したいことがあってね。」

「報告…ですか？」

「もしかして…」

いつの間にか隣に座っている臨也さんは気づいたらしい

「実は…この前の話、僕も聞いたんですけど…実際近くにいましたし…」

嘘だ。
盗聴器だな。

「もしかして…貴方社長さんに話をつけて、Aちゃんを調査員に協力させるつもりですか？」

「おお！その通りだよ！君凄いね！」

こいつ…
どれだけ盗聴すれば気がすむんだ。

「さすが、私に盗聴器をつけただけあるよ。」

！？
はあ！？バレてたの！？

あの臨也さんが！？

「…！…凄いですね。バレないと思ってたのに」

「不審者どうし通じるものがあるのでしょう。いや、変人の方が正しいかも…」

「Aちゃん毒強くなってない？」

「それは僕も思った」

お前らのせいだろ

ていうか、
「さっきの、臨也さんの推理だったんですね」

まあ頭いいもんな

「まあね。」

臨也さんはぐぅっと伸びをした。

それは一寸ヤバいかもよ？

「あれ？傷は治ったのかい？」

ほら。

「ええ、だいぶよくなりました」

あ、大丈夫だったのな

それよりも…


不審者2人に囲まれるって辛い

犠牲者 : 21→←犠牲者 : 19

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