【文スト】切り裂き魔〜悪夢の赤目〜【デュラララ】

犠牲者 : 12 ページ14

はい、次の日。

まぁたつけられてたよ。何？ストーカー？

いや、切り裂き魔だったり？

…ない…よね？

ま、いっか！

で、私は昨日臨也さんの企みが分かってしまったので協力することに。

鞄の中には調査員全員分の盗聴器。

絶対バレるだろ。特に乱歩さんとか太宰さんとか。

そこは臨也さんに頼もうか。

今日は遅刻とも早いとも云えない微妙な時刻に来た。臨也さんが邪魔だったせいで。

今日は早く来たかった。
早く仕事を済ませて切り裂き魔の被害者について調べたかった

そんなもん臨也さんに頼めばすぐ情報が集まるけど、金払いたくない

とか思いながら自分の席でパソコンを開く



__数時間後__


終わった。っと

書類を直しにいこうかな。

お、ちょうどいい位置に谷崎君と敦君。

私は二人の元へ向かった

「あの…」

「あ、Aさん！どうしました？」

はぁ…敦君。たかが事務員に敬語なんて使わなくていいのに。

「たかが事務員に敬語なんて使わなくていいですよ。」

「え、でも…」

「新入社員だからって、気を使わないで下さい」

「ボクが入って来た時とは全然ちがう…」

おかしいな…私谷崎君にも優しくしたのに…

「そうでしたっけ？」
「そうだったじゃないですか！」

即答された。解せぬ

「ボクが入って来た時、Aさん確か『私の方が年齢的にも経験的にも先輩だから、敬語を使いなさい』みたいなこと云ってたのに！」

え、嘘

あー確か。その時事務員の仕事が簡単すぎて荒れてんだっけ

「……別にいいじゃないですか」

「え！？」

おっと…本題に入るのを忘れてた

「切り裂き魔について、何か情報とか出てきました？」

「いえ、それが、何一つ出てきませんでした」

「そうですか」

今の会話の間に盗聴器設置完了

次は…賢治君だな。

「あ、賢治君！」

「Aさん！何かありましたか？」

可愛い←

「賢治君、切り裂き魔について何かいい情報とか見つかりました？」

「それが…心当たりのある青年会の方全員に聞いてまわったんですが、どこも違うそうです。というかむしろ、その人達も被害者だそうです。」

「そうですか…」

盗聴器設置完了

ナオミちゃんのとこも設置完了

さて、次は…

犠牲者 : 13→←加害者 : 11

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