小、中学生 ページ3
私について話すために小学生まで遡ろう。
2年生のときにバスケに出会った。
休み時間に男子達がやっているのを見てなんだか楽しそう、って思ったのがきっかけだった。
実際にドハマりしてその後５年生になるまではクラブにも入らず一人でバスケをしていた。
今思えばここでバスケに出会わなければ今後一切バスケどころか運動をしなかっただろう。
もともとインドア派だったが何事にも積極的で進んで先頭を行くような性格で、バスケをすることで男子とも仲良くなり、多分調子に乗っていた。
３年生の終わり頃。男子からのイジメに合い始めた。
記憶があまりなく、暴言を吐かれたことくらいしか覚えていないが多分暴力なども少しはあったと思う。
今考えれば自業自得なのだが当時の私は本当に辛く、笑顔になることが出来ず、毎日泣いていた。
学校に行きたくなくて仕方なかった。
担任に相談しても優しい担任だったからか男子を止められるような手段には出れず、現状は変わらなかった。
両親も結局何もしてくれなかった。というよりは手が出せなかったのだと思う。
教室で聞こえる声の全てが、自分に向く誰かの視線が怖くなってしまった。
毎日死にたいと考えたがそれも怖くて、でも生きることも怖くてたまらなかった。
その後、進級と共にイジメはあっさりなくなった。
それでも前ほどの明るい性格は戻って来ず、大人も子どもも誰も彼もが嫌いになった。
人の声、視線が怖いのも治らなくなった。
その影響で先頭を行くことが出来なくなり、人の前に立たされることが怖くなり、人間不信から誰かに相談も出来なかった。
結論から言うと、４年生の時に人間不信だけは直った。
担任が若い男の先生で男子も女子も全員ひっくるめて教室の外に連れ出してくれた。
一人じめじめしていた私もその場の空気に負けて一緒に遊んだら新しく友達が出来た。
新しい友達、つまり３年の頃の私なんか知らない。それは随分気が楽だった。
そしてこのとき、ミニバスケットボールクラブに誘われた。
誘ってくれた子は３年の頃を知っている子だったが何も変わらず接してくれた。
誘ってくれるのは嬉しかった。
だけど私には色々悩みの種がありすぎて結局二度の体験入部を経て一年後にバスケを始めた。
この辺の経緯は割愛する。
ところで私は実は水泳もやっていた(先程バスケしかしてないというようなことを書いてしまったが)。
そしてそこで初恋をした。
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アレン - 蒼井飛鳥さん» コメントありがとうございます。面白いって思っていただけて嬉しいです！なかなか更新が出来ない状態ですが、これからもよろしくお願いします。 (2018年3月17日 8時) (
レス) id: 418e54c30c (このIDを非表示/違反報告)
蒼井飛鳥(プロフ) - コメント失礼します。私もバイで、同じような方がいるかと占ツクを彷徨っていたらこの作品に出会いました。とてもわかりやすくて、こんなこと言ったら何ですが面白かったです。応援しています！ (2018年3月14日 6時) (レス) id: c15e0519de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレン | 作成日時：2018年1月17日 7時
