医療彼女と病弱彼氏。 (ページ6)

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涼side

目が覚めるとまだ吐き気はあるもののだいぶ楽になってた
ここは、病院だろうか。薬品のにおいはあまりしないがつくりがにている
あ、ここは葵のうちか
よく見ると腕には点滴がつないであり酸素マスクが付いている
どうりで息苦しくないはずだ

葵「あ、起きました？」
涼「ん・・」
葵「少しでも食欲があるならおかゆつくりましたけど、食べます？」
涼「いや・・あんまない。ごめん」
というと葵はそうですか。と笑いながら言う

葵「薬は点滴があるから大丈夫ですけど、そのままだとおなかすいちゃいますし。またあとで聞きますね？」
涼「ああ。」
葵「あ、そうだ。目が覚めたら言っておきたいことがあったんでした」

言っておきたいこと？なんだそれ

葵「涼君ってこういうことよくあるんでしょう？」
涼「ああ。」
葵「そういう時、一人で対処してるんですよね。」
涼「？そうだけど・・」
葵「そこで、私から提案があります。うちに入院ませんか？」

はい？
涼「へ・・・？今なんと・・」
葵「だから、うちに入院するのです。病院の方じゃなくてココに。ここからだったら学校も通えるし。」
涼「でも、迷惑じゃ・・」
俺がそう言いかけると
葵「全然。むしろ嬉しいです。いつも私1人だし涼君ちの両親にはいっておきますし。」
涼「でも・・」
葵「だめ・・ですか？」

う・・ま、まあ親はよく入院した方がいいとか言ってたけど・・
涼「だめじゃ・・ねぇ」
葵「じゃあ決定です！何かあったらそのボタンで呼んでくださいね！」

俺、こいつに弱えかも