愛してるよバイバイ。4 TH

・YG side ページ9

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__YG side__









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Aに一緒に連れてけって







無理言ってでも、








ここに来てよかったと思った。









パクジミンってやつと




その友達が





あんな適当な奴らだったなんて。









男が待ち合わせに遅れてくるなり、





2人揃ってすっぽかして





女に恥かかせるとか。









なんて奴らだよ………









それに、、、









『折角だし、ユンギさん』









YG「ん？」









『何食べる？』









なんでこいつは





こんなに呑気にメニュー見てんの？？









YG「Aってさ………ほんと変わってるよね」









『なんで？何処が？』









YG「普通怒るとこだぞ、あれは」









『体調悪いんだもん、仕方がないよ。それに、ユンギさんも変わってるよ』









YG「何処がだよ」









『ファミレス来たのにご飯食べていかない気？あり得ないよ…気抜けたら、お腹すいた。』









YG「怒りより食い気か。」









まぁ、そんなところも



Aの良いところであるんだろうけど。









『喉乾いた…水うま〜っ、食べる物早く決めないと先頼んじゃうよ？』









コロコロ変わるやつだな……









YG「俺も食べるからメニュー見して」









そう言って






メニューを受け取った時だった。









『えっ………………』









ガシャンッ………っ！









Aが突然、水の入ったグラスを落とした。









YG「うわ、割れてんじゃん。なしたんだよ。…ってか、お前めっちゃ水被ってんじゃん。ほら、とりあえず、これで拭けって……。店員呼ぶから……









……A…？」









Aは自分の服や手に水がかかっているにも関わらず、俺が差し出したティッシュを受け取らなかった。









3年前の




あの時と一緒。









窓の外、一点を見つめて









YG「なんで……お前泣いてんの。」









何故か、涙を流していた。









あいつの事でしか、泣かないAが。

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