愛してるよバイバイ。4 TH

・TH side(修正しました) ページ30

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__TH side__








朝起きて、ジミンにノープランだと言われながら連れて来られた場所は、




記憶を失った俺の唯一、
記憶の中にあった知らない人の墓地だった。









歩いていれば突然「子離れする親の気分」とかジミンが意味不明なこと言い始めるし、









おまけに墓に着く直前、

墓のまえに人影を見つけて









「ジミン待って。え、あそこに誰かいるんだけど…」







って俺が言ったら





JM「あぁ、大丈夫。…僕の知り合いだから。」









「知り合い？お前の知り合いが何でこの場所に？」









JM「ごめん、本当はずっと会わせたかった人がいたんだ。」







なんて、言うし。









今日のジミンは少しおかしい。









墓の前で紹介とか


どんな人紹介するんだよ…って思った。









……………………………







いざ墓の前まで行くと





そこには





びっくりしたような顔で涙を流している背の高い男の人と、俺の方に背を向けてる女の人がいて。









ジミンが






「○○ちゃん？」







と言った瞬間









振り向いた女の人は目を見開いて涙を流した。









ジミンじゃなくて、









何故か









「テヒョン…オッパ…っ」









俺を見ながら



そう、誰かの名前を言って。

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