愛してるよバイバイ。4 TH

YOU side ページ14

__YOU side__









…テヒョンオッパだった……。









窓からテヒョンオッパを見た後、衝撃のあまり









頭の整理がつくまで、動けなかった。









…









…









YG「ようやく、こっち見た。」









頭の回路が回ってきた頃には、水は元どおりに手元に置いてあり目の前のユンギさんが心配そうな顔で私を見ていた。









YG「A、」









『な、何？』









YG「さっき何であの人の名前」









『えっ…？、』









もしかして私、無意識にテヒョンオッパの名前言ってた…？









YG「ねぇ、まだ…」









『なんの話？』









私はユンギさんの話を遮った。









ユンギさんには申し訳ないけど、









言えない………。









ユンギさんは絶対、信じてくれないから…









「そんな訳ない。」







「生きてるはずがない。」









いい加減受け入れろ、目を覚ませって否定するに決まってる。









『どうしよう……』









テヒョンオッパを見てしまった以上








私は、呑気にご飯を食べてる訳にはいかない。









会いたい。









…









『本当に何でもない！ユンギさん…私、用事思い出したから行かなくちゃだった。』









適当なこと言って追いかけなくちゃと





バッグを持って立ち上がろうとした。









けど









YG「いや、ちょっと待てって……」









ユンギさんは、そんな私の腕を掴んだ。

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