愛してるよバイバイ。2 TH

・TH side ページ7

…









…









TH「はぁ…。」









よく分からない溜息が出る。









ガタンっ…









風呂から上がり









髪を拭きながらリビングへと戻る。









TH「A〜」









『………』








返事がない。









……さっきの事が原因？









TH「お風呂あがったよ〜。さっきはごめn………って……」









『スゥー… スゥー…』









あ、寝てる。









TH「こんなとこで寝たら風邪引くだろ…」









ソファーの上で





小さくまとまって寝ているA。









TH「よいしょっと。」









Aを抱きかかえてベットに運ぶ。









…小さい頃と変わらず、軽い。









TH「はい、ついた。」









ゆっくりベットに降ろし布団をかけると









『ん、…』









っと顔を歪めた。









起きるかと思ったけど









再び









『スゥー…スゥー…』









と規則正しい寝息をたて初めた。









小さい頃もAが寝付くまで








こうして一緒にいて








頭を撫でてたっけ…









TH「ずっと一緒にいれたらいいのに…」









俺の………









可愛い妹。









TH「おやすみ。」









チュッ……









愛しくて、止められなくて









おでこにそっとキスをした。









TH「これくらいは、許してね…。」









お兄ちゃんの特権だからさ。

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