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ページ33

『んっ………』









………眩しい。









目覚めると部屋は真っ暗で




カーテンの隙間から少し光が差していた。









朝か………っ。









起きないと…









そう思って身体を起こそうと




ベッドに右手をつこうとした時




右手を包む温もりに気づいた。









『…テヒョン…オッパ………』







ベッドの右側には



スヤスヤと眠っているテヒョンオッパ。








ずっと側に居てくれたんだろう。







私の手を握りながら


ベッドに頭だけ乗せて寝ている。









『テヒョンオッパ…ごめんね、風邪ひいちゃうよ…起きて。』









TH「んっ………」









『テヒョンオッパ…起きて?』









そう言って




オッパの顔に触れようとした瞬間








ギュッ………………









テヒョンオッパが起き上がったと思ったら






突然 抱きしめられた。









『………オッパ??』









昔とは違う




少し強く抱きしめるオッパの背中に手を回し









とんとん……っ






背中を優しくさすった。









だって、テヒョンオッパ震えてる。









TH「…心配したっ……………。」









デジャブだ。









『ごめんね、もう大丈夫だよ』









TH「倒れてから3日も目覚まさないんだもん……」








『嘘………』









3日って……









TH「でも…目が覚めてよかった。本当に……」








『あっ…やばい会社っ………。』








TH「ちゃんとユンギさんに連絡してもらってたから平気。」








『そっか、ありがと……よかった…。でも、今日は会社に行ってくる。ユンギさんに話があるんだ』








TH「A……それ、電話では話せないこと?」








『直接会って話したいから…。テヒョンオッパは今日の夜空いてる?』







TH「18時には帰ってくるよ?…どうして?」









『…オッパにも大切な話があるの。』









言わなきゃ、







聞かなきゃ。







あの記憶が本物かどうか






私が、何故 忘れてしまっていたのか。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:ミステリー
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CHI-HI(プロフ) - ももさん» そう言っていただけて光栄です(;_;)!ありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2016年9月28日 21時) (レス) id: 83a1c8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - なかなかこのお話の便新楽しみにしてます!すごくいい話なので便新楽しみにしています (2016年9月28日 18時) (レス) id: e84f8764f0 (このIDを非表示/違反報告)
CHI-HI(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます(*^^*)亀更新ですがその様に言って頂けて光栄です!頑張りますm(_ _)m (2016年8月30日 22時) (レス) id: 99d344702b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 面白くて好きです!更新頑張ってください (2016年8月21日 23時) (レス) id: bac9de461c (このIDを非表示/違反報告)
CHI-HI(プロフ) - うゆさん» お返事遅れてしまいすみません>_<ありがとうございます! (2016年7月26日 19時) (レス) id: 9e5b3da19d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CHI-HI | 作成日時:2016年4月13日 17時

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