男の娘と妖怪探偵団【シャドウサイド】 (ページ14)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:10,070 hit

男の娘と心の歪みページ14

真「あははっ！アハハッ！」

僕はもう限界…。

真「早く見たいな〜！」

楽しみ！

真「早く明日になってほしい！」

じゃあおやすみ♪

＊

真「おはよ〜！」

ナ「あ！やっと来た！」

アキ「遅いぞ！真！」

真「えへへ…。ゴメンね〜。コレ持っていく準備してたら遅くなっちゃって！」

アヤ「…？」

真「じゃじゃ〜ん！僕特性のカップケーキ持ってきたんだ！」

アキ「おおお！」

ト「美味しそうだね」

真「ふふ！頑張ったんだよ？」

ナ「早速食べていい？」

真「うん！いいよ」

アヤ「いただきます！」

ナ「美味しい！」

アヤ「うん！」

真「本当？！良かった〜！」

ト「…」

無言で食べてる…。

アキ「美味いぞ！」

真「好評でよかったよ…！」

後は待つだけ…！

「「……」」

真「ふふっ！大成功…♪」

実は強力な睡眠薬を入れたんだ！

いや、別に強力じゃなくて良いんだけど…。

真「まあいいや！早く『会場』に連れて行かないと！」

なるべく早く行かないと！

真「〜〜♪」

＊

ト「…」

真「あ、起きた？」

ト「まこ…と…？」

真「うん。真だよ」

何この会話。

ト「…！」

真「お〜！気づいたか！」

ト「なんで…こんな…」

真「それはね、僕が『あること』をしたいからだよ…！」

答えになってないな〜…。この答え。

ト「『あること』…？」

真「うん…。それはね…」

真『君の歪んだ顔を見る事…♪』

ト「え…」

真「ずっとコレが見たかった！遂に僕の夢が叶うんだ！」

真「だからね？他の子、こうしちゃった♪」

ト「え…？」

トウマ君は部屋の奥を見る。

ト「…！」

周りを見ると、其処には赤くなった『友人の姿』

ト「ナツメ…皆…！」

あ、皆って言ってもケースケ君はいないんだよね。

なんでだろうね？

真「ゴメンね？でも、歪んだ顔を見るにはこうするしかなかったの♪」

ト「嘘だ！」

真「ふふっ」

真「嘘だよ♪」

ト「え…？」

真「だから。嘘だよ！」

ト「じゃあ、ナツメ達は…」

真「うん♪生きてるよ」

流石にこの年齢で『ああいうこと』できないから…。

ト「良かった…」

真「ふふ。良い表情してたよ♪」

ト「…」

そんな表情しないでよ〜！