ホグワーツのマドンナは天文学の先生Ⅱ (ページ4)

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お見舞い~夢主side ページ4

朝食後、リーマスの事が心配になってきたので

私はお見舞いに行くことにしました

ちなみに今日の天文学の授業は私の代わりにシリウスが担当してくれます

生徒①「Aせんせ！おはよ～♪元気？」

貴『えぇ元気ですよ、おはようございます』

生徒②「A先生、おはようございます‼」

貴『おはようございます…元気が良いですね』

廊下ですれ違う生徒達の元気の良い挨拶で

何だか私まで元気になってきました

リーマスの部屋まであと少しですね

急ぎましょう！

----コンコン

リ「はい」

貴『Aです』

リ「どうぞ、入って…」

貴『わあ！…リーマス、大丈夫ですか⁉』

部屋に入ってすぐ、扉を開けてくれたリーマスが

私に倒れ掛かってきた。

リーマスの額に手を当てると、とても熱かった

リ「すまないね、少し気分が優れないだけだよ…」

そう言うとリーマスは力なく微笑んだ

…やっぱり無理をしているのですね

貴『リーマス、私には遠慮なんてしなくて良いのですよ』

真っ直ぐにリーマスの瞳を見つめて私は言った

すると、リーマスは困ったように笑った

リ「アハハ…君には何でもお見通しなんだね」

貴『えぇ、ですから…わがままでも何でも言って下さい
　私は貴方のために、出来る限り頑張りますので！』

リ「ハァ………全く………」

私が言い終えるとリーマスは深くため息をついた

あれ？私、何かお気に障る事でも言ってしまったのかしら？

とにかく、謝らなければ…

貴『リーマス、お気に障ることを言ってすみま…』

リ「どうしてAはこんなに可愛いんだろう⁉」

----ギュ～----

貴『え？あ、あの…リーマス？』

リーマスは私の言葉を遮るといきなり強く抱き締めてきた

私は驚きのあまり固まってしまった