ホグワーツのマドンナは天文学の先生Ⅱ (ページ3)

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みんなの憧れの先生~ハリーside ページ3

ロン「なあ、みんな見てみろよ教員席」

ロンの言葉に朝食を摂っていたグリフィンドール生達は

手を止めて教員席をまじまじと見つめた。

僕も何だろうと思って食べかけの糖蜜パイを

お皿に置いて教員席を見た。

皆の目が釘付けになっていたのは、やっぱりAさんだった

Aさんは隣にいるスネイプに微笑んでいた

スネイプは照れた様にそっぽを向いた(本当にスネイプ⁉)

ロン「あの笑顔…ずるいよなぁ～」

ハー「ロン、A先生はきっと天使の生まれ変わりよ」

ハリ「僕も同感だよ、ハーマイオニー」

Aさんはホグワーツのマドンナって呼ばれていて、

みんなの憧れの先生でもある

母さん曰く、学生の頃からみんなに好かれていたそうだ

そのため毎朝、Aさん宛に大量のラブレターが送られる

何でも、ファンクラブの生徒達が送っているらしい

そして、その手紙の返事を必ずAさんが書いてくれるから

嬉しくて舞い上がる生徒も数知れないと聞いた事がある

話は変わるけど、僕の命をヴォルデモートから

救ってくれたのは彼女だ。

あの時、強力な呪文を使った代償として

Aさんは一時、瀕死の状態だったらしい

本当は母さんに当たるはずだった魔法を

自分が受けて、母さんの命を守ってくれたんだ。

そして、父さんの命も救ってくれた

危険を顧みず、瀕死の状態でも死喰い人と戦っていたと父さんに聞いた

Aさんは偉大で優しさに溢れた人だと思う。

そして、僕にとって頼りになるお姉さんみたいな存在

ハリ「Aさん、ありがとう」

僕は無意識にそう呟いていた

すると偶然、Aさんと目が合った

彼女は花のように微笑んだ