関わる人達なんか可笑しいと思ったら、私からフェロモン出てたらしい【マッシュル】

魅了 45 ページ48

．


なんだかんだでどんちゃん騒ぎをしていると



パリーン



『！？』



え、フクロウ…



手紙を咥えて…




その内容は…



マ「ヒェッ」




『う、嘘でしょ…？』




〖マッシュ･バーンデッド


明日、○時より魔法局にて緊急尋問を行う。


内容は″魔法不全であることの隠匿について″


遅刻は厳禁。なお来訪が無かった場合即魔法警察による捜索、及び猶予なしの死刑とする。〗




『……』



魔法局への伝達が早すぎる。



おそらく親が魔法局に務めている生徒が密告したんだろうな。



アビ「マズイですね…魔法局相手となると…」


レモ「そんなあああマッシュくんんん」



『……多分神覚者の方々も来ると思う。』



アビ「！それは…」



一つは学生になるまで事態が発覚しなかったという重大性から。



もう一つは…



『ウォールバーグ校長の直談判…とか』



今日までマッシュ君がイーストンに通えていたのは、校長のご判断…



つまり、魔法界一の魔法使いがマッシュ君を認めている。



『神覚者の中には頭の固い方もいるから…魔法界一という立場から言うことで罪の取り消しを図ろうとしていらっしゃるのかも』



レモ「なるほど…となるとかなりマッシュ君が有利になりそうですね」



果たしてそうなるのか…なるといいんだけどなあ



マ「…Aちゃん」



『ん？』



あばばばばばとなっていたマッシュ君がこちらを向く。



マ「僕、学校に通えなくなると思う？」


『えっ…』



いきなり何を言うかと思えばそんな不吉なことを…



『そんなこと！…とは言いきれないけど、きっとウォールバーグ校長が何とかしてくれるよ』



マ「そっか…でも不安だなー」


『そうだよね…』



レモ「(…！まさか)」


アビ「(マッシュ君、貴方…)」



マ「不安だから。着いてきてほしい」



『……え？』



おいおい、それは…



『(私がやばいーー！)』

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