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魅了 40 ページ43




絶対そういう空気じゃないってマッシュ君…




『あ、虫…』



ハエがマッシュ君の顔に…うっ…



マ「…ふぇ」



ボッ



『え』



皿に乗せられた大量のシュークリームが口紅の人の頭に



グサッと…



『(シュ、シュークリーム冠…)』



ちょっとオモロ。



「無礼な奴だな…_!?」



すると突然口紅さんが頭を抑え始めた。


え、頭痛かったの…?シュークリーム当たったから…?




「…まぁいい。まずは…予定通りアベルを殺す!!」



『えーーー』



むちゃくちゃやん。話の内容全く意味不だけど。



アベル先輩は抵抗しようとするも、空中に貼り付けられる。



やややややばい。フサフサイヤリングを止めなくては。



謎の黒い塊が発射されたのを見て、材質を変えようと思い
私が走ったのと同時にマッシュ君も走り出す。


だけど手を伸ばすより前に_



『…え』



同じレアンのローブを着たポニテの人が、アベル先輩を庇っていた。



直撃である。



『え、ちょちょもうヤバいってぇ…』



見るからに重症で、このままだと命が危なそうだ。



回復魔法が使えれば。



マ「仮面さん…」



え、まさかあの仮面さん??


私の後ろにいたあの??



『(マジかよ…)』



…それより今は処置をしなくては



『…マッシュ君、戦闘任せてもいい?』



マ「うん、任せて」



マッシュ君はいつもなら考えられない気配で口紅に迫る。



『(…あれ、このハンカチ…回復魔法が練り込まれている。)』



可愛いうさぎ柄のハンカチが仮面さんの腹に巻きついていた。回復魔法入りならなんとかもちそうだ。


ドゴッ



『うわっ』



地面が沈んだ…足踏んだだけで…



とりあえず止血をして、これ以上悪化しないようにする。



ここまでしとけば…



『!なにあれ…』


口紅さんは炭素?みたいな物を操ってマッシュ君に猛攻を仕掛けている。



私が材質を変換すれば、楽になる。でも…



アビ「A、さん。アベル様…」


ア「アビス…」



『アビス…さん。』



ア「アビス…どうして僕を庇ったりしたんだ。所詮は赤の他人。なぜそこまで…」



マ「嬉しかったんだと思います。」


マ「一人ぼっちで、生きるのが辛くて、だから貴方にされたことが嬉しかったんだと思います。」



確かにアビス先輩の目はイヴィルアイだった。


だから仮面を…




『…本当に、アベル先輩を慕っているんですね』

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ちゃむ - まだ一話も始まってないのにバンブー出てくるの好きです!w頑張ってください! (2月18日 2時) (レス) @page3 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜瓜 - この作品好きです!陰ながら応援してます! (2月17日 22時) (レス) @page50 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - 続編うれしいです!!更新楽しみにしてます♡♡ (2月17日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
パル - 本当に面白いです!頑張ってください! (2月17日 21時) (レス) @page50 id: e5f983284f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - おもしろすぎて3時間に1回くらい更新されてないか見に来ちゃってます🤦🏻‍♀️💞 (2月14日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほうろう | 作成日時:2024年2月6日 19時

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