魅了 39 ページ42
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『ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙』
泥の中を落ちていって数十秒。知らん所に落とされた。
『どこここ…え?ほんとにどこ?』
当たりを見渡せば超デカイトンネルみたいな空間…道みたいな。
え?誰もいないの?
『え、ちょま…誰かいないんですか!?』
『誰か、誰か』
『誰かーーー!!!』
おいおい、待て嘘だろ。
マッシュ君たちも居ないばかりか七魔牙さえいないぞ。
見捨てられた…
『私みたいな方向音痴は一生出れなくて餓死しちゃうよ…』
とりあえず進もう。そうすればなんかあるさ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『こんなに景色も変わらず、人もいないなんてある??』
何十分か歩いているのに、景色は変わらないまま。
おまけに人っ子一人いない。どおしてだよォォォ
ほんとに死んだわ。
お母さんお父さんこんな親不孝者でごめん…
『…?』
なんだ?この気配、この魔力。
マッシュ君達でも、七魔牙でもない誰か。
『ん?』
するとあーら幸運。誰か前から走ってるではありませんか。
「…ん?」
『…え?』
いや誰だこいつ。
し、知らん人出てきた…紫の口紅に茨みたいな輪っか。
……ほんとに誰?
「お前…確か…お父様が…」
『え?え?なんか…面識ありましたっけ』
君のお父様知らないのよ。そもそも君も知らないのよ。
「…いや、まあいい。今はな。…それよりお前こんなとこで何をやってるんだ?」
『迷子です』
「……」
うるせぇ〜〜〜〜〜〜〜〜そんな目で見るな!!
『ついてっていいですか?』
「どうぞご勝手に。」
勝手というならついて行きます。
いやこの人速すぎじゃね?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
謎の口紅について行くと確かにいた。みんなが。
『あ、いた。』
確かにいた。いたんだけど…
「ジャマだ」
おい!!何してんのお前みんなを吹き飛ばすな!
『ちょ、大丈夫…!?』
フ「う、うん…Aちゃんも無事だったんだね」
迷子だったけどね。
「ん?何だこの傷はアベル。誰かに負けたのか?この学校ですら1番になれないなんて情けないなぁお前。」
なんだアイツ。
ただやばい奴ってのは分かるけど。
『!!あ』
するといきなりアベル先輩が自らの首を絞め始めた。
いや、あれ操られてる…?
どっちにしろ早く助けなきゃ…
マ「じゃあ打ち上げはオレンジジュースとシュークリームで」
マッシュ君お前…
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ちゃむ - まだ一話も始まってないのにバンブー出てくるの好きです!w頑張ってください! (2月18日 2時) (レス) @page3 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜瓜 - この作品好きです!陰ながら応援してます! (2月17日 22時) (レス) @page50 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - 続編うれしいです!!更新楽しみにしてます♡♡ (2月17日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
パル - 本当に面白いです!頑張ってください! (2月17日 21時) (レス) @page50 id: e5f983284f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - おもしろすぎて3時間に1回くらい更新されてないか見に来ちゃってます🤦🏻♀️💞 (2月14日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほうろう | 作成日時:2024年2月6日 19時