関わる人達なんか可笑しいと思ったら、私からフェロモン出てたらしい【マッシュル】

魅了 3 ページ5

．

マ「僕はマッシュ･バーンデッド。よろしくねAちゃん」



『うん…』



てか試験やらな！！



『(うわ…わさわさ動いてる。虫みたい)』



『ほいっとな』



魔法をかけると文字は止まった。多分これが合格基準なんだな。



マッシュ君は…



マ「動かれると、困るんだけど」



『(脅し＿＿！)』



やり方が怖い。てか魔法使ってる？それ。



ぴっちり並んでるし。



マ「できた。行こうAちゃん」


『へ、ちょ、ちょっと』



いきなり手を引っ張られ、ずんずんルッチ先生の所に歩いていくマッシュ君。



なんで手を繋ぐ？



クロード「…合格だ」


マ「やった」


『ほっ』




その後もてんやわんや試験をこなしていき、いよいよ最終試験になった。



なんかデカい迷路をクリアするらしい。



マ「Aちゃん、一緒に行こう」



『う、うん…？』


なんかマッシュ君私にめっちゃベッタリしてるような…



レモン「あ、あの…一緒に行ってもいいですか？」



マ「…なんで？」



なんか顔怖いなマッシュ君。美形が怒ると怖いって言うけど



レモン「そ、その方が効率いいと思うので！」



マ「……」



なんでこっちを見るマッシュ君。



『…いいんじゃない？効率よく行った方が早くううう！？』



「「？！」」



え？？何が起こってるの今。



なんで私の体が浮いてるんや…



『わわわわ』


レモン「大丈夫ですか！？」



マ「Aちゃんの魔法？」


だとしたらこんな反応しないんだわ。


あとありがとう名も知らぬ女の子…是非友達に…



そんなことを思ってると、とうとう私の体がひゅーんと
どこかに引き寄せられていく。え？行先出口の方じゃね？

やった

魅了 4→←魅了 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す