魅了 25 ページ28
．
『ちょい待ちぃ！』
「「！？」」
魔法を発動させつつ倒れている男子生徒に声をかける
『大丈夫ですか！？』
「あ、ああ」
カ「…あれ」
今の赤髪君の持ってるナイフはナイフの形をした綿だ。
それでもう刺せない。
『(傷が凄いな)』
早く医務室に連れていこう。
『…あの、どんな事情があったのか知りませんが流石にやりすぎでは？』
カ「…」
無機質な目が私を見据える。
…とりあえずいいか、赤髪君は。
傷だらけの人に方を貸しながら進んで行くと、後ろから足音が。
『(つ、ついてきてる)』
びっくりした。絶対どっか行ってると思ったのに。
そうだ、あんな至近距離にいたんだからフェロモンにあてられても可笑しくない。
やってしまった。
とりあえず医務室の先生に治療を施してもらい、大事には至らなかった。
だが、赤髪の彼…カルパッチョ･ローヤン君はしょっちゅう医務室で怒られているらしく、「また君！？」と言われていた。
まあこんだけズタズタにしてたら当然だわな。
医務室を出ると、カルパッチョ君に話しかけられた。
カ「…このナイフ、元に戻してくれない？」
『…もう刺さない？』
カ「無闇矢鱈に使わないから」
…まあそれならいっか。
ナイフに手をかざし、元の状態に戻す。
カ「君の魔法、材質を変えるとかなの？」
『そうだよ』
カ「ふーん」
聞いといてふーんかよ
『じゃあ……私戻るね』
カ「…さっきの温室？僕も行く」
なあぜなあぜ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1041人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃむ - まだ一話も始まってないのにバンブー出てくるの好きです！w頑張ってください！ (2月18日 2時) (
レス) @page3 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜瓜 - この作品好きです！陰ながら応援してます！ (2月17日 22時) (レス) @page50 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - 続編うれしいです！！更新楽しみにしてます♡♡ (2月17日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
パル - 本当に面白いです！頑張ってください！ (2月17日 21時) (レス) @page50 id: e5f983284f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - おもしろすぎて3時間に1回くらい更新されてないか見に来ちゃってます🤦🏻♀️💞 (2月14日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほうろう x他1人 | 作成日時：2024年2月6日 19時
