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魅了 21 ページ24

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ラ「ほとほと愛想がつきる、この世はバカばっかりでな」


マ「こわっ」



こわっ。


バカですいません。



『!ちょえーー』



ランス君がビンを崖に落とそうとしているではないか。



遂に命まで無駄にしようと…?



ラ「このビンをここから落とす。更にオレの重力魔法で加速させる。お前はコイツらを助けるためにビンを拾おうとするだろう。オレはそこを攻撃させてもらう。悪いな」




めちゃ丁寧に教えるじゃん。



『(てかあれ…ダミーだし)』



マッシュ君は気づくのか…?



『……』


なんかランス君考え事してるな。


アンナちゃん関係かな?



それもつかの間、パッとランス君はビンを離した。


更に重力魔法で加速していく。



マッシュ君は…




『…は?』 ラ「(…は?)」


ローブ脱いでスポーツウェア…


しかも準備運動…



…てか、ランス君と心が一致した気がする。



ラ「(Aと心がリンクした気がする…運命か?)」



マ「ハムストリングス魔法」




ハムストリングス魔法って何…?


しかも




『クラウチングスタート…!?』



マ「ビックバンダッシュ」



マ「負ける選択肢も、助けられない選択肢も、僕にはない」



やだ…かっこいい。



ドオッ



『ギャーっ!!強い風起こすな死ぬやろがい!!』



慌てて体を固体に戻し、地面に足を着く



てか速すぎ…



マ「ふー」


!?もう戻ってきた!



しっかりビン持ってるし…



マ「やめにしよう。なんか君そんな悪い奴じゃないだろ。やめにしよう。もうこの戦いは」



『マッシュ君…』



マ「Aちゃんの知り合いっぽいし、このビンも空だったし。」



するとまた光の速さでランス君の懐から本物のビンを取り出してきた。



ラ「なんでだ…このまま続ければお前は銀のコインが手に入るかもしれないんだぞ?ふざけてるのか?!」



マ「いや別にふざけてないけど」



ラ「じゃあ何故…」



…凄いな彼は。



マ「んー、まあ



何でも合理的に判断できるほど器用じゃないから僕」




私みたいなフェロモンとかじゃない。



ただ自然に、何か考えてとかでもなくて



純粋に、人を惹きつける何かが、マッシュ君にはある。

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ちゃむ - まだ一話も始まってないのにバンブー出てくるの好きです!w頑張ってください! (2月18日 2時) (レス) @page3 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜瓜 - この作品好きです!陰ながら応援してます! (2月17日 22時) (レス) @page50 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - 続編うれしいです!!更新楽しみにしてます♡♡ (2月17日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
パル - 本当に面白いです!頑張ってください! (2月17日 21時) (レス) @page50 id: e5f983284f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめちゃん - おもしろすぎて3時間に1回くらい更新されてないか見に来ちゃってます🤦🏻‍♀️💞 (2月14日 22時) (レス) id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほうろう x他1人 | 作成日時:2024年2月6日 19時

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