関わる人達なんか可笑しいと思ったら、私からフェロモン出てたらしい【マッシュル】

魅了 19 ページ22

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『ひぇー』



いよいよ彼らの決闘が始まる。



固有魔法で自身の体を気体にし、空から観戦することにした。



強い風吹いたら死ぬ。



マ「なにするの」


ラ「賭けだ、お前も欲しいだろ？この銀の級硬貨(コイン)がな」



『！銀のコイン…』



なんかトムパイセンの声っぽいのが聞こえるけど、全く聞き取れん。



まあでも大方、驚愕と焦りなんだろうな。



『(てか見ないうちに2枚もコイン持ってるとか)』



強すぎだろ。



マ「早くやろう」


ラ「威勢だけはいいな」



〖グラビオル〗



ランス君が杖を振り、魔法を唱えると辺り一帯がズシンと
下がり、地形が変わった。



重力魔法…やば…1年のレベルじゃない



『(同じ二本線でもこんな違う？)』



自分が恥ずかしいわ。



『あ、マッシュ君が凸りにいった』


ラ「魔法なしでオレに勝つつもりか？」



そんなマッシュ君も魔法で地面に押し付けられてしまう。



いやランス君やべぇな。あの時と全然違うやん。



いつもそれぐらいガチでいいよ。



マ「立たなくても十分だよ」



するとマッシュ君が手を地面に突っ込んで思い切り引っ張った。



手には…



『根っこ！？』



それを使ってランス君の足に向かって思い切り叩きつけた。



そんな予想だにしなかった行動にランス君も膝を着く



マ「あれ？君も本当は這い蹲るの好きなの？」




君ら軽く人間やめてる？

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