関わる人達なんか可笑しいと思ったら、私からフェロモン出てたらしい【マッシュル】

魅了 14 ページ17

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どういうこと！？



レ「？お礼するんじゃないのか」



『言いましたけどぉ！』



さすがに初対面で結婚はやばくないか！？



エイムズ先輩…まともな人だと思ってたのに。



ガラガラと彼の人物像が崩れていく。




『フィンｸｰﾝ…(多分)お兄さんがおかしいよ…』



ガシッ



『きゃあああ』


レ「フィンと、仲がいいのか」



『いいですぅぅ』



いきなり手を握られた私めちゃ心臓バクバク。



レ「そうか…なら話は早いな。」



『えっ』



レ「名前は？」



『A･ヴィーナステラです…』



え？待って名前も知らないただの女生徒に求婚って？
エイムズ先輩…



レ「A、フィンに言っておけ。卒業したらお前は義弟だと」




『結婚はしないです！！！』




え？もう何？



ランス君といい、エイムズ先輩といい、イケメンはみんな
残念なイケメンなの？




レ「それから、苗字じゃなくて名前で呼べ」



『レイン先輩…？』



名前で呼んだら凄い嬉しそうなオーラを放ちだした。



うーん、かわイケメン。



レ「……ﾁｯもう時間か。じゃあなA。次会うときはちゃんと婚姻届に名前を書いてもらうからな」




『すいません、無理です』



こうは言ったけども、多分聞いてない。




『あー疲れた…』





『あ…！ドゥエロ！！』



レイン先輩との時間が濃すぎて、すっかり忘れていた。



懐中時計を見ると、もうとっくに試合は終わってる時間だ。




『あぁ…ごめん。レモンちゃん。あとマッシュ君とフィン君…』



代わりにレイン先輩に会ったって話はするから。

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