面食い女子がブルーロックに行ったらどうなるか【ブルーロック】

イケメンが25人 ページ27

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冴様に続き烏くんと乙夜くんに会ったのでウッキウキです。



面食いと言われたのは誠に解せないが。




今はやることも終わり、あてもなくフラフラ歩いている。
あーあ、イケメンに会わないかな。




「あれ、Aさんじゃん」



『ｺﾞﾌｯ』


「うわっ！？ちょ、大丈夫か？」




失礼しました。ご尊顔が急に目の前に現れたので吐血してしまいました。



『ぁ、ｸﾞｩ、ﾍｲｷﾃﾞｽ…』



「そ、そうか」


そうです。午前中に会ったスーパー顔面高杉くん



『御影くん……』



御「ん？」



ひぃぃぃぃえ首をちょっと傾げるのかっこよよよよぐふっ



御「あ、そういえばあの放送聞いたんだけど」



『あ゛あ゛あ゛あ』



御「…なんかごめんな」



もうほんとにメガネのっぽの眼鏡かち割ってやる。



御「いや俺さ、正直女子に言い寄られるとか結構あったし、告白も何回もされたことある。」



『はひ…』



うん、分かる分かる。このスペックで女子がほっとく訳ないからね。



御「でも、なんつーかAさんって、そういう女子となんか違うんだよな。思考的には多分一緒なのに。」



うん…そう…多分思考的には一緒だわ。

でもなんだろ、私のコレって、「推しを推す」とかに近いのかな。恋愛感情とかではないし。



御「…だからさ、俺的にはそんなに必死こいて隠さなくてもいいんじゃないかって思うんだよな。周りみてもそんな悪く言ってる奴いないし。凪も肯定してるし。」



『……そ、っかあ』



何かが腑に落ちた気がする。うん、そっか。もう絵心さんにバラされてるわけだし、今更隠す必要ないのかも…？



『じゃあ、もっと私の素を出していってもいい感じですか？』



御影 「俺はその方が嬉しいな」



『あはは、じゃあこれからはひたすら顔を褒めていきますね』



御「ぷっ、やっぱりAさんて面白い人だな！」



はい、今の笑った顔のおかげで世界は今日も平和だ。

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