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情報収集 ページ7

私達はうすらぬらに書き込みをしたナオちゃんに話を聞く事にした。
場所は近所の公園。朝、私が通る所でもある。

其処に私達は集まって、話を聞く。
ナオちゃんには暗い雰囲気が漂っており、一目で何かがあったことが分かる。

ナオちゃんを安心させるためにも、早く解決させないといけない。


「じゃあ、話を聞かせてくれないかな…?」


私はナオちゃんの手を握って言った。
手を握ったのは少しでも安心してほしい、と思ったからだ。

すると、ナオちゃんは「はい…」と言った。
その声は小さくて、余程怖い思いをしたのが分かる。


「えっと、これは一昨日の事です。」


そうして、ナオちゃんは少しづつ話し始めた。

_学校から帰る時、その時は部活動があったので六時頃だと思います。その時、女の子が話しかけてきました。その子は小学一年生くらいだと…。

意外にも細かく覚えていて、私は驚いた。
きっと、嫌な意味で覚えてしまったのだろう。

でも、少しは探しやすくなったかな?


_そして、その子は「此方へ来て?」と言いました。その子が連れて行った所は少し遠くにある路地裏でした。


路地裏に連れて行ったのは何か意味があるのだろうか。
矢張り、人目につかない所に行くのが良いのだろう。


_そして、その子は此方に振り返って何かを呟いたんです。声は小さかったのでなんと言ったのかは分かりませんが…。


その言ったことは行いの理由に繋がるのだろうか。


_その瞬間、私の視界は真っ暗になりました。そして数秒後、私の視界に赤い鳥が映ったんです。その鳥は目が無くて、とても怖かったです…。


最後の部分はだんだんと声が小さくなっていた。
話していた途中で思い出してしまったのだろうか…。

私は繋いだ手に力を込めた。

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白波凛(プロフ) - 突然の長文コメント失礼します。幼馴染の死という重いテーマですがこちらがもらい泣きするほどナツメちゃんの気持ちが伝わってきました。文も見やすく纏めてあっていいと思います… (2019年6月5日 7時) (レス) id: 71ad0170cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅華-Kureha- | 作成日時:2019年4月19日 23時

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