未成年ヒーロー【ヒロアカ】 (ページ2)

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起 1 Chapter2 ページ2

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さてさて。

早速朝飯も食べ終わり外に出てきました。

『さっっむ！！なにこの異常気象。殺しにかかってんだろ。』

「つべこべ言わない！パトロールして。」

『お前は気楽だよな。俺の方にいるだけでいいんだから。
寒くないし、体力もいらない。』

「しょうがないでしょ。飛べないんだから。これでも寒いのよ！早くして。」

これは相手をイラつかせるプロだぞ。

『ねぇもし今ここからアディラを落としたらどうなるとおmドガァァァンン！！！

『何で毎回俺のセリフにかぶってくんだよ！！』

「何の音？」

『確実に敵だろ。さっさと済ませるぞー。お前より圧倒的に俺の方が寒い。』

音的にはこっちの方向か。と思って向いたらおっきなヴィランが。

『こりゃまた派手に暴れてますなぁ。』

「あ。あれシンリンカムイじゃない？」

『ああいう個性めんどいんだよな。ま、俺にやれないヴィランなんていないわけで。』

〔ナイトメアテラー〕

その瞬間ヴィランの動きが止まる。

そして叫ぶことなく元の大きさに戻り、寝たかのように気を失った。

『はい。処理完了！こんな遠いところからでもヴィラン殺せちゃうなんてやっぱ俺って天才？』

「そんなこと言ってるとバチ当たるわよー。」

『だいじょぶだいじょぶ！』

「あの！！」

『！！！』

「何でそんなに驚いてんのよ。」

『バチが当たるかと;』

「ゼドさんですか？！」

『そーだけど、どったのー？』

「あの！僕緑谷っていいます！無個性の人間でも、個性になれますか？！」

「『！！』」

緑谷と名乗る男の子の目は何かにすがるような目をしていながらもその瞳の奥には強い意志を感じた。

『なれるさ。絶対に。』

そう言った瞬間彼の目は大きく開いた。

「ほ、ホントですか！！？？ぐ、具体的にどんな部分が……！」

『多分なれるよー！理由は後ろの人に聞いてみな。』

「た、たぶん……え、後ろ？うし！！！オールマイト！！」

俺はその間に逃げた。

あとは後ろの人に任せるよ。

確かに確証はない。彼がヒーローになれる証拠もない。彼とは会ったばかりだし、無個性ときた。

なにも考えずに無理だろっていうつもりだった。

でも彼の目を見てるとそんな考えはどっかへ行った。

直感的にそう思ったんだ。

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