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俺の存在は知らなくても、名前を知らないやつはいない。
さて、、あまりリオネスでは動けなくなっちまったな。
そーいえば魔神族の十戒って何してるんだろう。
何も感じないけど。
行こうにも行き方がわからないし。
まぁいっか。
話が変わるが、
しばらく東の国に旅していたんだ。
そして美味しい料理を食べた!
しゅーまいってやつとぎょーざってやつと一番美味しかったのはにくまんかな!
その国のさらに奥に行くとまた島があってな。
みそしるとか魚もみそとかいうやつと一緒に食べてたな。
おいしかったぞ!
しっかり作り方も教えてもらったからな!いつでも作れるぞ。
俺も店開こうかな。
だめだ。
絶対バレる。
さて、これからどうするかねー。
もう派手に動き回れないよー?
最近体に異変が起きる。
胸が急に痛くなるんだ。
『なんなんだよ、、』
俺も正直、寿命がないかもしれない。
俺が死ぬときはセカイが滅ぶときだ。
それまで俺が死ぬことはない。
たとえ人間や生き物が一匹たりともいなくなったとしても、
俺はこの世界が存在する限り、死ぬことはない。
しかし、今までになかった胸の痛み。
もう潮時かもしれない。
それでもあと何千年とかかるかもしれないが。
死ぬ前に彼女に会いたい。
俺をこの姿にした彼女に。
そうだ。これから彼女を探すたびに出よう!
なんの手がかりもないから0からのスタートだけど
構わない。
声が聞こえるんだ。
体も存在しているはず、、
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そーいえば俺指名手配されてたんだっけ。
下手真似はできねーな。
慎重に行動していこう。
まずは俺の故郷に行くか。
もうなにもないはずだ。
ただでさえ大きくない街。
ちょっと壊れたらもう誰も使わなくなり廃墟と化す。
何千年ぶりだろう。
久しいな。
建物もなにもない。すでにまっさらな地になり、雑草も生い茂っている。
何千年前の話だ。
こんな街、とっくに地図から消えてる。
俺はその街があった土地のすぐ側の新しい街へ向かった。
今日はそこに泊まろう。
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作者名:motiasu?♪ | 作成日時:2021年9月6日 14時