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昨日ちょっとだけ泣いたから少し目が腫れてる。
自分のことをボクなんて言ってるけど、あれは確かに女の子の声だ。
もし男の子だったら、、悪いけど;
もうこの世界の国はあらかた回った。
いまリオネスに行くと七つの大罪に会いそうだし。
またゆっくり旅をするか。
______________
約1週間がたった今日。
さて今日は何をするかな。
「おい。そこのお前。」
わお。聖騎士様だ。
『なんでしょうか。』
「此処から先を行くならその荷物の中身を見せてから入ることになる。」
検問か。めんどくさいな。
『じゃあいいや。』
「!!い、いいのか、、」
『面倒事は嫌いです。』
俺は逆方向に戻っていく。
何で検問なんか、、
「すみません。」
『はいはい。』
げ、また聖騎士かよ;こんな嬢ちゃんが、、
「
『!!、、は?狩人、、?指名手配?』
この嬢ちゃんすげー笑顔ですげーこと言ってるのが怖いな。
目開いてるか?
『い、いや。違います。』
「隠したって無駄ですよ。」
【ドリフト・ボム】
『うわ!!』
おいおい。この嬢ちゃん赤の他人にひどくないか?いきなり能力だしおって、、!
顔が焼けるところだったぞ!
『な、なんのつもりだい?嬢ちゃん;』
「私の魔力を受けてなお無傷とは。何者ですか。」
『それは俺が聞きたいよ;』
聖騎士も侮れんな。
「さぁ、リオネスに来ていただきます。国王がお待ちです。」
『、、は?、、国王、、?』
_____________
くっそ。やられた。
国王に呼ばれるなんておかしいと思ってたんだ。
てか何で国王があんな場所で普通に酒飲んでたんだよ。
しかも普通に見せ開いて普通の服着てよ。
誰だって引っかかるだろ。
「よ!リン。久々だな。」
『ご丁寧に手錠かけちゃって、体まで締められてんだけど。』
「逃げないようにな!」
『;』
「ありがとよ、ギーラ。」
「いえ。」
「七つの大罪みんな集まってるのが今日しかなくてよ。次はいつ集まれるかわかんねーだわ。だから良かった。来てくれて。お前なら逃げないだろーなーとは思ってたよ。」
逃げればよかった、、
「久しぶりだね!リン!」
『や、やぁ、ディアンヌ。』
「秘密も聞いてないのに、どっか行くからさーみんなでどこ行ったんだろーって。話してたんだよ。」
「すみません。強制的に連れてくるようなことを。」
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作者名:motiasu?♪ | 作成日時:2021年9月6日 14時