テニスの王子様 立海の「鏡猫」と呼ばれる転校生

８　　白夜の実力！！ ページ9

ーその頃の立R
ただ今、部活が終わって帰り中。

赤「先輩！この近くに、ストリートテニスがあるんでそこで、いろんな組み合わせでダブルス作って、試合しませんか？」
ブ「面白そうだな！やろうぜぃ♪」
幸「うん、いいね。ほかのみんなはどうだい？」
立R−幸・ブ・赤「「「賛成！」」」
赤「それじゃあ、行きましょう！」

ー歩くこと7分後
階段をのぼろうとすると、

男C「ゲーム神風！４−０！！」
立R「「「！！！！」」」

立Rは驚きのあまり、立ち尽くしていた。

比「・・・今、『神風』って聞こえましたよね？」
柳「ああ、神風という苗字は珍しい。神風白夜だという確率76％だ。」
幸「とりあえず言ってみよう！」

立Rは階段を駆け上がった。すると見えたのは、汗だくで呼吸を荒げている男子二人と、汗をかいてはいるが呼吸は乱れていない白夜の姿があった。

真「白夜は、2対1で戦っているのか？」
仁「それよりも、テニスができたんじゃのう・・・。」

立Rはフェンスの外で白夜の試合を見ていた。白夜はこっちには気づいてはいないようだ。
男がサーブを打った。すると、白夜は前衛の後ろに軽くロブを出す。前衛には触れずにコートに落ちるが後衛が走って取りに来ている。間に合う・・・はずだったが、ボールは男が来た反対のほうにバウンドした。

男A「くそっ！！」
男C「０−１５！」

白夜は次々にボールを返していく。すると、白夜が前に出た。

全「「！！！！！！？」
白「妙技、綱渡り・・・。どう、俺って天才的？・・・・なーんてね。(ニヤ」
男C「０−３０！」

白夜は丸井の姿になり、丸井の技を使った。しかし、すぐに白夜の姿に戻り、かまえる。また、長いラリーが続くが、立Rの技を見事に使い分け、白夜が勝利した。

赤「俺のナックルサーブまで・・・。」
仁「あいつも、イリュージョンが使えるのかのう。(驚」
柳「・・・・なんて奴だ。」

立Rが驚いている中、白夜は倒れている男子二人に歩み寄った。

白「もう、あんなことは二度としないと誓え！」
男A・B「「ヒィ、もうしません、許してください！！」」
白「・・・・・・去れ。」

白夜は睨みながらそう言い放った。男子二人は走って逃げていった。

男C「あんた、すげぇな！本当にありがとう！！」
白「いや、怪我は大丈夫か？」
男C「大丈夫だ。ありがとな！」

そういい、男子Cも帰っていった。白夜は、糸が切れたように座りこんだ。

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