３２ えっ・・・ ページ33
日曜日も部活があるってつらいな。
そう思いつつ、白夜は練習メニューをこなしていく。
白「仁王先輩、幸村先輩と真田先輩がいませんね。」
仁「本当じゃ。」
白夜と仁王があたりを見回していると、幸村が「レギュラー集合！！」と叫んだ。白夜たちは、部室に向かって走っていった。そこには、二人の大人がいた。
白「誰？」
井「ああ、すまない、君とは初対面だったね。僕は月刊プロテニスの井上というものだよ。よろしくね。」
芝「私は芝。よろしく。」
白「ふーん。」
幸「俺らに、今後の大会の抱負を聞きたいんだって。」
それから順に、抱負を言っていった。白夜の番になったが、白夜はまだ考えている。
白「うー、・・・試合に勝つ？でいいですか？」
井「ああ、いいよ。」
白「それ、なんじゃ？」
白夜は、幸村が持っていた雑誌を指差した。幸村は微笑みながら、白夜に雑誌を渡した。
幸「今月の月刊プロテニスだよ。」
白「ふーん。」
白夜は、ぱらぱらとめくりながら見ていた。すると、あるページでめくるのをやめた。白夜の顔は真っ青だ。
比「白夜さん！？」
仁「どうしたんじゃ！」
バタッ
全「「白夜！！」」
立Ｒと井上さんたちは、白夜に近づこうとすると白夜は気を失い、倒れた。
白夜を保健室に運ぶと、幸村は白夜が倒れる前に見ていたページに目を向けた。そこには、『天才少女！今いずこ？』という、題名がついていた。
幸「これは？」
柳「どうした？・・・！白夜に似ている。」
仁「けど、黒髪ぜよ。」
そう話していると、井上さんがその少女について話し出した。
井「その女の子の名前は、『神風 白夜』。彼女と同じ名前だよ。」
全「「！！」」
井「しかし、彼女と女の子が同一人物だとは限らないけど・・・。その女の子は、優勝した後、一つの大会に出ようとしたとき、交通事故にあってね。それからは、テニス界からは消えていったんだ。」
仁「消えて？」
井「ああ。大会に出場することもなく、見かけることもなかったという。」
しばしの沈黙が続いていると、白夜の寝息が聞こえた。
白「・・・父さ・・ん・・母・・さ・・ん。」
全「「！！」」
白夜は、涙を流しながら呟いた。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよこ(プロフ) - 紫ゑ琉⇔シエル⇔さん» ありがとうございます！おぉ、そうなんですか！じゃぁ、私と同じ身長ですね！・・・私、中２です（；o；） (2012年12月11日 20時) (
レス) id: 17e7830990 (このIDを非表示/違反報告)
紫ゑ琉⇔シエル⇔(プロフ) - 初コメです！主人公かわいい！！w私は中1ですが主人公ちゃんと身長が同じくらいですwww (2012年12月11日 19時) (レス) id: 76e96db9f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 優さん» 返信遅くなってすいません。いいですよ＾▽＾小説頑張ってください♪ (2012年9月13日 2時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - †神龍†さん» ＮＯoooo！！ありがとう！教えてくれて！助かります！！ (2012年8月31日 23時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
†神龍†(プロフ) - はじめまして！小説面白いです！ それで、錘の重さの事なんですが・・・・。50gじゃなくて500gじゃないですかね？間違ってなかったらすいません；； (2012年8月31日 23時) (レス) id: f01ad56f16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこ | 作成日時：2012年7月21日 16時
