□本番。 ページ45
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パイプオルガンの音色が教会中に響き渡る。
そして、純白のドレスを身にまとった彼女が近づいてくる。
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「新郎山田涼介さん、あなたは新婦椎名Aさんが
病める時も健やかなる時も愛を持って生涯を支え合うことを誓いますか?」
涼「誓います。」
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「新婦椎名Aさんも誓いますか?」
あ「誓います。」
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こんな日が来るなんて思ってもみなかった。
お互いに純白の衣装に身を包む日まで本当に長かった。
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「誓いのキスを。」
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神父さんのその言葉で俺はAのベールをあげる。
ﾒｲｸのせいではなくて薄ら彼女の頬が赤らんでいる。
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涼「さっき予行練習したのに恥ずかしいの?」
あ「当たり前だよ、みんな見てるもん//」
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涼「ふふ、見せつけてやればいいんだよ。」
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Aの唇に自分の唇をそっと重ねる。
幸せすぎた。
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大「Aちゃん、可愛いよ!」
侑「本当に可愛いよ!」
裕「Aちゃん素敵!」
涼「俺はー!」
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慧「山ちゃん、お米みたい。」
薮「それ、全身が白だからでしょ?」
圭「一番言っちゃいけないよね。」
光「伊野ちゃん呼んだの誰?」
雄「呼ばないわけにいかないでしょ。」
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あ「みんな行くよー!」
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「絶対取って見せる!」
「いや、私だから!」
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Aが持っていたブーケが綺麗に宙を舞う。
次に結婚する相手は……
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圭「What's happen？」
裕「Really?」
侑「Oh,my god!」
大「Unbelievable!」
・
光「何でお前が取るんだよ。」
慧「え、何か頭上から降ってきたから?」
・
小さな白い花束は伊野ちゃんの手の中だった。
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雄「この適当さん、相手いんの?」
慧「そりゃー、もちろん。ね、やーぶ♪」
薮「ざけんな。気持ちわりー。」
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もとえ - とても 良かったです 続きが読みたくなりました。 (2015年3月5日 9時) (
レス) id: 768bff496b (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - 名無し29095号さん» 何回も読んで下さり有り難うございます！続編を希望していただけるなんて！！ぜひとも機会があればこの続きを書かせていただきます(*´艸｀*) (2015年2月8日 19時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29095号(プロフ) - このシリーズ大好きで何回も読み返しちゃいます(*^o^*)作者さんが良ければ続編書いていただきたいです！ (2014年12月4日 9時) (レス) id: adcc01d3cb (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - りずさん» 一番好きだなんてありがとうございます(*´艸｀*)続編を希望していただけるなんて光栄です。是非検討させていただきます。 (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - みーさん» レスが遅くなってしまってごめんなさい（泣）一気に読んでもらえたなんて嬉しいです、ありがとうございます。はい！これからもマイペースにたくさんの胸キュンをお届けしてまいります(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんぷ♪
| 作成日時：2013年8月27日 15時
