■夜ご飯よりも。 ページ37
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やっと段ボール箱が片付いて、
とりあえず引っ越し終わり。
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あ「何か買い出し行って作ろっか、夜ご飯。」
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今日から始まった涼介と同じ家での生活。
もう少しすれば結婚式もある。
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高校生の時、誰が芸能人の彼と結婚することを
予想していただろうか。
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涼「夜ご飯何ていいよー。それより、ね?」
あ「うわっ……//」
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リビングのソファーに腰掛けていた彼の手が少し強引に私の手を引っ張って、
彼の元に飛び込む形になった。
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涼「片付け終わったからいいでしょ?」
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いいよ、何て私がいう時間さえもくれない。
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首筋に手が置かれ、グイッと引き寄せられると
隙間なく唇が塞がれる。
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角度を変えながら何度もキスをして、
そうすると私を抱き締めていた彼の腕が緩くなって。
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いつの間にか手が私の腰元に触れた。
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あ「待って、涼介……//」
涼「やだ、待てないもん。十分、待ったでしょ、俺。」
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あ「だけど…………」
涼「いい子で待ってたんだからご褒美頂戴よ。」
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ブラウスの下から彼の手が侵入してきて
肌に少しひんやりした指先が当たる。
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あ「ここ、リビングだよ……//」
涼「いいじゃん、二人っきりなんだし。」
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あ「やっ……//」
涼「可愛い。」
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侵入した彼の手が背中に来て、
胸の締め付けを外す…………
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前に、ピンポーン。
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「引っ越し蕎麦お届けに参りましたー。」
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聞き覚えのある声。
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涼「いいところだったのに……アイツ、マジないわ。」
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もとえ - とても 良かったです 続きが読みたくなりました。 (2015年3月5日 9時) (レス) id: 768bff496b (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - 名無し29095号さん» 何回も読んで下さり有り難うございます!続編を希望していただけるなんて!!ぜひとも機会があればこの続きを書かせていただきます(*´艸`*) (2015年2月8日 19時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29095号(プロフ) - このシリーズ大好きで何回も読み返しちゃいます(*^o^*)作者さんが良ければ続編書いていただきたいです! (2014年12月4日 9時) (レス) id: adcc01d3cb (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - りずさん» 一番好きだなんてありがとうございます(*´艸`*)続編を希望していただけるなんて光栄です。是非検討させていただきます。 (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - みーさん» レスが遅くなってしまってごめんなさい(泣)一気に読んでもらえたなんて嬉しいです、ありがとうございます。はい!これからもマイペースにたくさんの胸キュンをお届けしてまいります(*゚▽゚)ノ (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年8月27日 15時