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□安心させて。 ページ19













Aが二次会をしていたバーはすぐに見当がついたのだけれど

そこに彼女の姿は無くて焦るばかり。





























涼「どこ行ったんだよ。まさかあの状態で三次会?」





























もう時間は夜11時を過ぎていて、3次会に行ってなくても

一人で帰るには危ない。





























涼「自分の家にもうついてるならいいけど……」







































一人ぶつぶつ呟きながら、ずっと歩き続けて。



















そうすると、道の柵に寄りかかるように

しゃがみ込んでいる女の子がいた。





























涼「A?」




























大好きな人の名前を呼ぶと、その女の子は顔をあげて。

いつもと少し雰囲気の違う彼女だった。





























あ「なん……でぇ?」

涼「何でって、逆に何でこんなところにいんのよ。」





























あ「うーん…………わかんない。」





























小さな声でそう言って、膝を抱え込んでまた同じポーズ。

夜の街の明かりによって右手の薬指のリングがきらりと光っていた。







































涼「何で電話でなかったの?」

あ「んぅ?えー……充電、なーいーの。」





























涼「なーいーのー、じゃないからね。」





























座り込んでいたAと同じ目線にして、

そうすると彼女はとろーんとした瞳で俺を見る。





























あ「涼……介ぇ……?」



















涼「こんなに可愛かったら

花嫁さんより目立っちゃったでしょ。」





























あ「まさかぁー……そんなことないよぉ。」

涼「そんなことあるよ。はぁー、もう……」





























強引にAを立たせて、そのまま抱き寄せた。

別に写真を撮られたら撮られたで仕方がない。





























伊野ちゃんが言うように、想いが溢れだしたんだと思う。





























涼「A……俺を安心させて。」








■安心するために。→←□着信あり。



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もとえ - とても 良かったです 続きが読みたくなりました。 (2015年3月5日 9時) (レス) id: 768bff496b (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - 名無し29095号さん» 何回も読んで下さり有り難うございます!続編を希望していただけるなんて!!ぜひとも機会があればこの続きを書かせていただきます(*´艸`*) (2015年2月8日 19時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29095号(プロフ) - このシリーズ大好きで何回も読み返しちゃいます(*^o^*)作者さんが良ければ続編書いていただきたいです! (2014年12月4日 9時) (レス) id: adcc01d3cb (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - りずさん» 一番好きだなんてありがとうございます(*´艸`*)続編を希望していただけるなんて光栄です。是非検討させていただきます。 (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - みーさん» レスが遅くなってしまってごめんなさい(泣)一気に読んでもらえたなんて嬉しいです、ありがとうございます。はい!これからもマイペースにたくさんの胸キュンをお届けしてまいります(*゚▽゚)ノ (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年8月27日 15時

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