□着信あり。 ページ18
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2本目の番組収録が終わってマネージャーの車の中。
おそらく、Aは二次会の真っ最中だろう。
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大「今頃、いい感じだったりね。」
涼「お前……何で殴られたい?」
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大「止めて。」
涼「嫌だ。」
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近くに置いてあったティッシュ箱を手に取って
叩いてやろうと思ったら、丁度スマホに着信あり。
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大「他に好きな人ができたの。」
涼「……電話終わったら殴ってやるから。」
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マネージャーの存在を気にしつつも電話に出て
そうすると予想以上にハイテンションのAの声。
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((涼介ぇ、やっほー))
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声ですぐに分かる酔っぱらっているということ。
不安的中としか言いようがない。
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((あのねぇ、花嫁さんすごーく綺麗だったの。))
涼「そっか。というか、酔ってるでしょ。」
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((んー、わかんない。でも、だーいじょーぶ。))
涼「呂律まわってないし。全然大丈夫じゃないじゃん。」
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((大丈夫だよぉ。ちゃーんとバーからお家に……「A。」))
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Aの声に重なった男の声。
いい気分は勿論しない。
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声から予想すると、完全に寄っているし
足元もフラフラだろうし。
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涼「すいません、俺……ココで降ろしてもらっていいすか?」
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「家まで距離あるけど。」
涼「大丈夫です。」
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マネージャーと喋っている間にいつの間にか切れてしまった電話が
余計に俺を不安にさせる。
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しかも、掛け直しても繋がらない。
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涼「安心させてくださいよ。」
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もとえ - とても 良かったです 続きが読みたくなりました。 (2015年3月5日 9時) (レス) id: 768bff496b (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - 名無し29095号さん» 何回も読んで下さり有り難うございます!続編を希望していただけるなんて!!ぜひとも機会があればこの続きを書かせていただきます(*´艸`*) (2015年2月8日 19時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29095号(プロフ) - このシリーズ大好きで何回も読み返しちゃいます(*^o^*)作者さんが良ければ続編書いていただきたいです! (2014年12月4日 9時) (レス) id: adcc01d3cb (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - りずさん» 一番好きだなんてありがとうございます(*´艸`*)続編を希望していただけるなんて光栄です。是非検討させていただきます。 (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - みーさん» レスが遅くなってしまってごめんなさい(泣)一気に読んでもらえたなんて嬉しいです、ありがとうございます。はい!これからもマイペースにたくさんの胸キュンをお届けしてまいります(*゚▽゚)ノ (2014年12月2日 23時) (レス) id: 10801d15d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年8月27日 15時