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どうやら私にモテ期が到来しているらしい。
店に出勤すると、いつかの雨の日の様に、スーツ姿の白猫がカウンターで私を待っていた。
店長に私と少し話したいって頼んでた白猫。
少しならいいよって勝手に承諾済みの店長は、リンリン、オタクと共にすっかり白猫にやられてる。
さっきから店長が目で合図を送ってくるけど、今日はリンリンと一緒だから、話すとか無理そうなんだけど。
リンリン、白猫の前から離れないし。
後ろを向いてても感じる視線。
白猫が私の事を目で追ってるのは自惚れじゃなく確かで。
まるで白猫が会った当初の子犬……ベク、ベクみたいになってる。
こうやって来てくれたんだし、もうすぐ12時になったらピークに忙しくなるから、その前にこの間の事一言謝りたいんだけど。
小さなため息を吐いた白猫を気の毒に思ったのか店長がリンリンにおつかいを頼んだ。
店長に押されて空いた白猫の前に立つ。
やっぱり、ちょっと気まずい。私なんて言ったんだっけ……確か、警察、呼ぶとか言ったよね。
それって本当にストーカー扱いしたって事だもんね。うー。
「何から言えばいいのか分かんないんだけど……」
私を真っ直ぐ見る白猫が先に話し始めた。
「俺、Aの事、好きだから」
…………は。
少し前に経験したばっかりの、頭が真っ白状態が又、私を襲う。
いや、白猫が私に気があるとかは、なんとなく分かってたけど今このタイミングで言う？
「それ……」
「え？ 」
白猫の一重の大きな目が私の鎖骨辺りに移動した。
「……ネックレス、前もしてた？ 」
「あ、これ、無くしてたの最近見付かって……」
って、何で説明してんの私。
見られてるのが居心地悪くて、ペンダントトップの星をギュッと握りしめた。
「気に入ってる？ それ」
「……はい」
微笑んだ白猫は、とっても満足そうだけど、私は全く意味が分からない。
忙しくなる前に帰って行った白猫は、
席を立つ前に「俺は彼女いないから」って私の両手をギュッと握りしめた。
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ギョンちゃん(プロフ) - 面白い！まだ途中までしか読んでないけど、今まで報われなかったギョンスと是非ハッピーエンドを希望します! (2017年7月30日 22時) (
レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - nonoさん» ありがとうございます(*^^*)今回はハッピーエンドになる様に考えているので最後までお付き合いお願いします（≧∇≦）コメント嬉しいです！ (2016年7月18日 9時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - もにかさん、初めまして！初恋の復習、ええ！ここで終わってしまうの！？続きが気になる！と思っていたのでこういう風に続きがみれてとても嬉しいです(T_T)繋がっていると分かった瞬間、鳥肌がたちました！これかも更新、楽しみながら頑張って下さい（＾Ｏ＾） (2016年7月17日 17時) (レス) id: b576ddd125 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かすみん、さん» かすみん、さん（≧∇≦）びっくりしてくれて大満足です！！！ありがとうございます（≧∇≦）かすみん、さんのミンソク愛しっかり受け止めました！笑 (2016年7月14日 15時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん、(プロフ) - えー！！！！！これ、続きだったのですね！！！！びっくり！！！！！最高のサプライズありがとうございます！！！！主人公の喋り方が変わってたので全然気付きませんでした！！でもこっちの主人公の方が好き＼(^o^)／みんそく！！みんそくがんばれ！！(しうペンです笑) (2016年7月14日 4時) (レス) id: ec641f3741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年4月23日 7時
