チャリでお散歩 ページ7
ヒナ「ごめんなさい!私、勘違いしちゃって・・・。」
マイキー「いーよ別に。すげービンタだったなぁ」
ヒナ「すいません!」
マイキー「好きなやつのために頑張るのはいいけど、
むちゃしちゃダメ。相手が相手なら、大変なことになっちゃうよ。」
私はヒナちゃんとマイキーとの会話を聞きたくなかった。
だって、だって!なんかヤキモチ・・・妬いちゃうじゃん。
A「先に帰る」
ドラケン「嫉妬か?」
A「し、してないし!」
マイキー「話し終わったけど、Aちんなんで怒ってんの?」
A「・・・怒ってないもん」
武道「(やっぱりあの子はマイキーくんのこと...)」
ヒナちゃんが行ったあとに私は聞こえてしまった
「いい子じゃん、めったにいねーよ。あんな子。」
って。ふん!!もーいーもん。
A「気分悪いから今日は先に帰る」
マイキー「よくわかんねーけど不機嫌ってことは分かった。でも俺がお前を1人で歩かせると思う?」
A「過保護」
マイキー「そーかもな!wほら遊びに行こーぜ!」
マイキーはいつも私を引っ張っていく
1人だけ先に、どこかへ行ってしまうかのよーに。
それが私は気に食わなかった。
武道「(Aさん、元気ないな・・・。)」
私はお兄ちゃんのチャリの後ろに乗った
ドラケン「やっぱり嫉妬してたんだろ?」
A「・・・うん。何?おかしい?」
ドラケン「誰もんなこと言ってねーだろ。マイキーはあの女のことタケミっちに大事にしてやれよって言ってたんだ。だからそんな心配はいらねーって。」
A「そう・・・なんだ。ふふ、お兄ちゃんありがとう。」
私はお兄ちゃんの背中を優しく包むようにぎゅっとした
ドラケン「(成長したなあコイツの体)」
武道「あの、マイキー君。」
マイキー「ん?」
武道「その、なんでオレのことなんか気に入ったんスか?」
マイキー「くっだらねー質問」
武道「すいません...」
マイキー「オレ、10個上の兄貴がいてさ。死んじまったんだけどね。無鉄砲な人でさ、自分より全然つえー奴にもへーきで喧嘩挑んじゃうの。」
しんくん・・・かっこよかったのにな・・・。
私もナンパ男から助けてもらったことがある。それを今でも鮮明に覚えている。
武道「カッケー人だったんスね!」
マイキー「タケミっち、兄貴に少し似てる」
武道&A「へ!?/どこが!!」
ドラケン「びっくりしたー」
A「しんくんの方がかっこいいし」
武道「(._."ll)」
マイキーは武道のこと気に入ったみたい→←ヒナという度胸のある女の子
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作者名:REY | 作成日時:2022年7月2日 11時