ヒナという度胸のある女の子 ページ6
武道「え!?」
ヒナ「ヒナが守ってあげる!」
ふーんあの子結構度胸あんじゃん?震えてっけど
武道「ヒナ・・・」
ドラケン「おい。殺すぞガキ。いきなりぶん殴ってはい、さよなら?ふざけんなよ、コラ。」
ヒナ「ふざけているのはどっちですか?」
ドラケン「あ?」
ヒナ「よその学校に勝手に入ってきて、無理やり連れ去るなんて。友達のすることじゃありません!」
A「ま、一理ある。」
ヒナ「最近のタケミチ君、ケガしてばっかり・・・!
もしそれがあなたたちのせいなら...
私が許しません!!!」
ヒナ?ちゃんが怒ったあと、武道がお兄ちゃんの肩に手を置いた。
武道「その手を、離せ」
ドラケン「何言ってんのか聞こえねーよ!」
武道「その手離せって言ってんだよ、馬鹿野郎!」
ドラケン「てめー・・・誰に向かって口利いてんだ?」
武道「もう二度と譲れねぇもんがあんだよ!」
ドラケン「は?」
A「二度と・・・?」
すると次はマイキーが・・・。
マイキー「あーあ、せっかくダチになれると思ったのに
残念。さて・・・、どうやって死にてぇ?」
ほんとワガママで困るよ君は。
ヒナちゃんの言ってることには一理あるから私はあまりでしゃばれないなぁ。さっきは腕を強く握っちゃってごめんね。後でちゃんと謝ろう。
武道「一つだけ約束しろよ!ヒナには、ぜってー手出すなよ!!!」
ヒナ「!」
へぇ、武道って意外と・・・ふふ、気に入った。
マイキー「は?知らねーよ」
パシっ
マイキー「Aちん」
A「多分、マイキーなら絶対殴らないって信じてたけど、止めさせてもらった。ヒナちゃん、腕、大丈夫?
さっきはごめんね?痛かったよね」
ヒナ「へ?あ、大丈夫です!(本当はいい人なのかな?)」
マイキー「(俺のパンチを止められるなんて・・・まぁ、本気は出してねーから女でも止められるのか・・・?)」
ドラケン「(あのバカ、バレるだろーが。)」
A「みなさん、色々とお騒がせしました!授業に戻ってくださーい!それじゃ!」
ザワザワと声が響いてる中、私とマイキーは歩き出した。
マイキー「女に手出すわけねーじゃん。出すのはこいつだけだっつーの♡色んな意味でね☆」
と言い私の腰に手を回したマイキー・・・え?
A「そそそそそれはどういう///」
マイキー「何?知りたい?」
ギラギラと燃えているかのような黒い瞳
その瞳に私は引き込まれそうだった。
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作者名:REY | 作成日時:2022年7月2日 11時