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26. ページ26
「あ、そういえば、」
慎「何か思い出した？」
「参考になるかはわからないですけど、2人はまだやらなきゃいけない仕事が残ってるって言ってました。」
松「親御さんがいっつも仕事してた場所ってわかるか？」
2人が仕事をしている姿はあまり見たことがなかった。
家にいるときは大体リビングにいたし、それ以外だと寝室だったりで仕事のものはなかったはず。
「家に仕事を持ち込まない人たちだったから、」
北「でもきっと研究データのバックアップをどこかに保管してるはず。」
慎「隠し部屋でもあんのかな？」
「あ！それ！」
小さい頃に夜中トイレに起きた時に玄関で2人が話しながら地下へ降りていくのを見た事がある。
2人に話したときは夢だと笑われたから忘れていたけど、あれが夢じゃなかったら？
その話をするとみんな血相を変えて玄関の方へ向かっていった。
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作者名：みん | 作成日時：2019年2月8日 17時
